2008年05月01日

満腹の宴

久しぶりの連日投稿。
なるべく早く書いとかないと、たちまち忘却の彼方に飛んで行っちゃうからねー・・・料理の名前が。

つまり、昨夜の「記念日の宴」のご報告でして。

昨夜は松の木町(まかゆれねーさんのシマだったね。仁義切らないですいません)の「蓮月庵」でした。

ぢつわここ、電話帳にも名前がないし電話案内でも判らない、知る人ぞ知る「マボロシの料理屋」さんです。
代行の運転手さんも「あそこっていったい何なんですか?」なんて言ってましたから。

なぜマボロシなのかというと、常時は店が開いてないから。

店主さんは普段、料理教室とか出張料理人とかをやってるそうで、気が向いて予約を受けると店を開ける。

料理は全てお任せで、酒や食事の進み具合を見ながら造ってくれます。

料理の種類は・・・・特定のジャンルに収まらない料理。
和食と韓国料理がベースなんだろなとは思うけど、店主さんの創作料理は不思議な組み合わせがあったり、意表を突いた味付けがあったりして、あ、遊んでるなー、なんてとっても興味深い。

もちろんとても美味しいっす。

で、以下は昨晩の料理。すっごい品数だよー。

まずは「落花生豆腐」。
ピーナッツの味がしっかり残った「なめらかプリン」のような豆腐。
塩味がいいかんじ。
出汁醤油かな?



「サーモンと貝柱のサラダ」
サーモンと貝柱にイチゴとグレープフルーツを合わせトマトのドレッシング。
イチゴとサーモンだよ!



「ホッキ貝のお刺身」
醤油じゃなくて、塩水とわずかのレモン汁で食するのであります。
こうすると、貝の味がよく判りますね。



「新筍とアサリの炊き物」
タケノコ、大好きです。ホクホクとして。



「アジの刺身コチジャン風味」
アジがコチジャンのピリ辛と不思議にマッチ。



「カレー風味のチャウダー」
何てことない素材なんだけどねー、妙に美味しい。ホッとする辛さ。



「アサツキの鰹のたたき巻きミョウガ添え胡麻ソース」
口の中でミョウガとアサツキ、胡麻の香りが絡まります。
鰹の生臭さも消えて、不思議な味です。




「地鶏と春キャベツのトマトソース煮」
鶏も美味しいけれど、春キャベツが柔らかくてほにょほにょ。



「黒豚とレタスの炒め物」
レタスのしゃっきり感と黒豚の柔らかさが面白い。
甘辛い汁がもう少し肉にしみ込むといいかなー。



「イワシとコンニャクのムニエル」
コンニャクは蒟蒻芋からの本格的手作りでうんま。
イワシの味が出ているのか、魚醤を使ってあるのか、ソースの味がとても美味しい。



「軍鶏(しゃも)の卵のオムレツ」
トッピングはサーモンで、卵の味が濃いぃーのー。
軍鶏の卵ってのは初めて食べたなー。



「手作りコンニャクの刺身」
ウドの薄切りを添えて、塩水でいただく。
不思議なことに、コンニャクにも「味」があります。



「姫アスパラとトマト」
「キムチとリゾット」
手作りのキムチが絶品。リゾットはお代わりまでしてしまった・・・腹パンクしそー。





「苺アイスクリームとコーヒー」
ワタクシ呑み助ですが、甘い物も好きであります。完食。



実はここのコーヒーには特徴があって、バニラの香りがするんですよ。
すこし薄めに入れたコーヒーはミルクなしでバニラの香りを楽しみます。
家でこのコーヒー入れると、香りだけでも幸せな気持ちになるっす。

あ〜食べた食べた、飲んだ飲んだ。ビール、マッコリ、焼酎、がばがば。

でもね、とてもリーズナブルなお値段でしたよ。
おまけに、記念日の花束までもらっちゃって・・・。

どう?「マボロシの料理屋」さん。
内装もちょっと不思議世界で、店主さんは優しそうな芸術家っぽい人。
年齢不詳だけど。

あ、場所はね、松の木町の診療所の交差点を江名子方面へ少し入ったところです。

昔、「ゆき」って小料理屋さんだったとこだね。

「蓮月庵」、電話番号は 36-3713 。要予約です。

グループで行くにはちょうど良いかも。  

Posted by ネコ先生 at 18:47Comments(6)鯨飲馬食

2008年02月06日

バリバリパラダイス

余りにもファンキーなネーミングなんで、思わずバンド名にしてしまおうかと思ったですよ、「バリバリパラダイス」。
じつわこれ、インドネシア・バリ島産のコーヒー豆の名前なんですと。



先日、オジサンども御用達の喫茶店&ライブハウスの Pickin' へ行った時に目にしたコーヒーで、早速飲ませてもらったんだけどね、何よりネーミングが気に入った。

Pickin' ではコーヒー豆を自家焙煎してるので(いつもお世話になってるのでちょっとは宣伝しとこ)、これを休みの日に飲むコーヒー用に少し分けてもらって来たのであります。

ワタクシはお茶も好きですがコーヒーも好きでよく飲みます。でも普段家では時間が無いので仕方なくインスタントでガマン。で、休日はゆっくりドリップしたコーヒーを楽しむ・・・・と。
風屋さんで購入した「フェア・トレード」のコーヒーも美味しくてお気に入りですが、今日は早速こちらの豆をドリップしてコーヒーブレイクなのであります。icon33

んで、今日中に読まなきゃならない本が2冊ほどあるので、あとはゆっくり読書タイムに移行しまひょ。

そこへカミさんがおやつを持ってきてくれました。
う〜ん、なかなかのタイミング。先週のイングリッシュローズが効いてますかな。icon31



で、これがまたワタクシの好きなラムレーズンがタップリばらまかれたおやつで
「バナナのフォスター」というらしい。

フォスターと聞いた瞬間、「おおスザンナ」とか「スワニー河」とかを思い出してしまうのは、文部省唱歌で育ったオジサンの条件反射でありましょうか。

でも、フォスターの故郷ペンシルバニア州とは全く関係ないルイジアナ州「ニューオリンズ」のデザートなんだとか。

ところで、「バリバリパラダイス」が気に入ったもう一つの理由がありまして・・・、
・・・・・
・・・
・・

このコーヒーの産地が
インドネシア  バリ島東北部バンリ県
 キンタマーニ郡キンタマーニ村
 通称 キンタマーニ高原

なんだってさ。

Mr.Spock のブログ「ラ・フェニーチェのチューボーから」に出てくるバレトロメーオ・コッレオーニも大喜びかな。face02  

Posted by ネコ先生 at 15:58Comments(25)鯨飲馬食

2008年01月30日

アップルパイ

またまた休みの日更新のワタクシであります。
このパターンが固定しちゃったりして・・・。face03

休日とはいえ、ヘロヘロとはできないワタクシ達。
今日はカミさんが朝からバタバタと走り回っておりました。
ま、月末の休日だからね、弱小零細企業は色々と都合があるんですよ。

で、ワタクシも多少はお手伝いせねばと、郵便局行ったり猫の砂買ったり食料品や酒買い込んだりじんさんとこ行ったりと結構あちこち移動してせわしなかった。

でも午後になって出かける用事が一段落したあとは、ノンビリまったりヘロヘロ時間を過ごそう・・・・
と、スパークリング・ワインを開けてみたのであります。
へっへっへ〜。icon14

と、ほどなくシナモンの香りが家中に漂って
・・・・おっと〜!アップルパイ君が登場。
カミさんが作ってくれました。
謝謝。



じつわワタクシ、モンブランとアップルパイが大好きなのであります。
あ、ショートケーキも好きかな。そういやイチゴ大福も好きだった。
酒飲みのくせに・・・。

スパークリング・ワインのつまみにアップルパイってのは今イチぴんと来ませんが、別に合わなくたっていいんです。
饅頭で酒飲む事もありますから。
たぶん、別々の腹に入るんだよね。


花は、午前中にじんさんとこで買ってきた薔薇。
イングリッシュ・ローズというそうです。
カミさんの誕生日と I・31の日とを兼ねて、プレゼント・・・と。

なにゆえ5本なのか?

・・・・・50本も買う金が無かったからだよ、明智君。face07  

Posted by ネコ先生 at 18:52Comments(23)鯨飲馬食

2007年09月09日

秋の味覚

 学生時代の同級生T君から今年も見事な「巨峰」が届きました。群馬県藤岡市産です。



 こちらからは「飛騨桃」を送るので、いわば「ご当地フルーツ交換会」ですが、毎年恒例になって何年目になるんだろ。もうこの季節には欠かせない「秋の味覚」の定期便です。T君、ありがとね〜。
 
 ただし、こちらから送る桃は国府町の農家の方が作られたものですが、送られてくる巨峰はT君の家で栽培された「巨峰農家」産直モノ、なのであります。大事に育てられ実った選りすぐりの巨峰がいまワタクシの口に入ろうとしてるわけでして・・・・・入ったわけでして・・・・ああああぁーうんっめ〜!!・・・・というわけでして・・・失礼。

 口の中に大粒一個放り込んで歯でやんわり噛んでやると、プチッと破れた果皮の奥から巨峰独特の甘い果汁が口の中に溢れて・・・・ブドウの香りが口から鼻に抜けていきます。あ〜たまりません。口の中に残った種と皮を出して、はい次!。はい次!。

 実はワタクシ学生時代には「ブルーグラス」と呼ばれるジャンルのバンドをやっておりまして、T君はそのバンドリーダーだったのですよ。下の写真がその頃のステージ風景。左の方でフラットマンドリンを弾いてるヒゲ野郎がワタクシ、真ん中でギター抱えてるのがT君であります。今から約32年前の写真・・・・頭もフサフサしてたのであります。



 確か大学4年の夏休みに、夏期合宿と称して藤岡市のT君宅で数日間バンド練習をしたことがあります。庭に生えていたケヤキの木を切って造ったという大きな農家で、庭に面した広間にはグランドピアノがデンと置いてあり、ハイグレードのオーディオ機器が揃っていたのでした。
 なんでも父上が大のクラシック好きで、野良仕事の時もクラシックをかけながら作業するんだとか。牛や鶏にクラシックを聴かせて育てるとと肉質が良くなると言うのを聞いた事がありますが、この「巨峰」が美味しいのはクラシックを聴いて育ったからなのかもしれません。

 ワタクシあまり過去のことは回想しないタチなのですが、この「巨峰」を食べるとそんな学生時代の記憶がよみがえってくるのであります。

 ・・・・・なんて事を、巨峰を口に放り込みながら書いていたら、もう一房無くなっちまったい。  

Posted by ネコ先生 at 15:01Comments(5)鯨飲馬食

2007年05月17日

ラ フェニーチェの・・・

 4月30日だったのに、ワタクシのセッティングミスのせいでず〜〜〜〜と延期になっていた「結婚記念日」のディナー。昨夜ようやくイタリア料理の店「ラ フェニーチェ」で楽しむことができました。icon28



 以前に予約の電話をした時にはパーティーが一組入っていたのでボツ。今回は再チャレンジで無事リベンジに成功したのであります。いや〜美味しかった。icon12
 なにしろカミさんなんか普段は絶対食べられない量のはずなのに完食!。「腹はちける〜」とか言って反っくり返ってましたからねー。



 このお店の料理とワインの美味しさについては他のブログでも絶賛されてますからそちらを参考にして頂くとして、ワタクシお店の中ですっかり見入ってしまったモノが2つありました。

 一つは「絵」。特にワタクシの正面にかけてあった巨大な「絵」には魅せられました。ペインティング・ナイフで掻かれたような鋭い黒の輪郭線から「ビュッフェ」のリトグラフかと一瞬思ったのですが、そうではありませんでした。

 ではだれの作品か・・・・ということが、実はワタクシが見入ってしまったもう一つのモノに書かれているのでありますが、もう一つのモノ・・・それはテーブルの上に置いてあった「LA FENICEのご案内」という小冊子なのであります。
 A5版12頁に細かな字がびっしりと詰まったこの小冊子はオーナー・シェフのMr.Spock手作りの一品。



 Mr.Spockというと、このひだっちでも「ラ フェニーチェのチューボーから」というブログで、その「こだわりぶり」がよくわかる人物ですね。同時に我らが屋根無しクラブの重鎮で、ジャグワーXJ-Sという怪物スポーツのオープンカーを「自然を満喫するために、暑さ寒さをやせ我慢」して転がしている人物でもあります。

 ま、フツーに考えたら「ヘンな人」。face06

 で、そんな彼が「思い」を綴って書いていったらこの頁数になったという小冊子、これがとっても面白い!。ぜひ一度、ゆったりとディナーを楽しみながら(予約したその時間は、ぜいたくにも貸し切りになります。その理由も小冊子に書いてあります)、小冊子を読んでみるのも一興かと。

face08 「へぇー!?」と驚くこと請け合いです。  

Posted by ネコ先生 at 16:31Comments(6)鯨飲馬食

2007年05月03日

シメイ・ビール

 火曜日の夜から水曜日の朝にかけて延々8時間飲み続け、昨日はせっかくの休みなのにグロッキー。一日中パジャマのまま猫と一緒にグデグデして、なんとか夕方までに体調を整えた。
 ・・・・で夕方6時半からまた飲み会。

 「えーかげんにせんかい!」と自分に突っ込みを入れたくなりますが、夕べの飲み会は外せなかったのであります。理由=シメイ・ホワイトの生が飲める!。

 久々野にある「坂本酒店」というワインで有名な酒屋さんに、ベルギー・ビール「シメイ」の生樽(本邦初輸入らしい)が入ったとの情報をつかんだワタクシは(ワタクシ復活!)、その「生樽」お披露目パーティーにカミさんと出かけたのでありました。ウチのカミさん、ビール大好きだから。

 瓶では時々味わう「シメイ」ですが、「生樽」は初めて。はたしてその味わいや如何に?・・・・・・・・・・
運ばれてきたグラスにはこんもり盛り上がったキメ細やかな泡と、その下で怪しく光るブラウン・ガソリンが。ああ〜うまそ〜。

 実はアルコール度数8%もある濃厚なベルギービールは、じっくり味わうのであって、あんまりガブガブ飲むもんじゃない・・・・っていわれてます。でも、そんなこたぁよけいなお世話。やっぱりビールはグビグビガブガブが基本っすよ。

ってなワケで・・・・・「ぐびっ・ごくっ・ぐびっ・ごくっ・ぷは〜・ん〜まい!。」



 夕べも日付が変わるまで飲んでしまったのであります。いい加減反省しろ!。  

Posted by ネコ先生 at 18:15Comments(4)鯨飲馬食

2007年02月22日

火の鍋

 中国を去る前に、どうしても皆さんに紹介したい、ワタクシが大好きな中華料理を一つアップします。それは金属製の鍋を使った料理で、「火鍋・フゥオグゥオ」と言います。日本でいうところの「寄せ鍋」とか「しゃぶしゃぶ」ですね。

 余談ですが、中華料理にも日本の「土鍋」のような鍋を使う料理があって、そちらの方は「砂鍋」料理と言います。「土」じゃなくて「砂」という所が面白いですね。

 「火鍋」には、中国では私の知る限り3タイプの鍋を使っているようです。

 1タイプ目は浅くて広い底がやや丸い鉄かステンレスの鍋。この中にお客の好みのスープを入れるのですが、店独特の香辛料や漢方生薬が入る場合が多いようです。

 2タイプ目が同じく浅くて広い底がやや丸いステンレス鍋の内側に「仕切り」が付いていて、2種類の汁が入れられるようになっているもの。
 これは主に「重慶火鍋」と呼ばれる鍋料理に使われるもので、仕切の片側に「辛い汁」が、もう一方に「辛くない汁」が入っています。中国ではこの汁の代わりに、「油」を使う店もあります。
 日本にある「火鍋」料理屋さんが使っているのは主にこの鍋なので、日本では「火鍋」と言うと一般に「重慶火鍋」のことを指すみたいですね。

 で、3タイプ目の鍋が今回紹介する鍋で、最初の写真の鍋です。これは北京や新疆ウイグル地区など北方地方の火鍋屋で使われる、最も伝統的な形の鍋であります。



 この鍋の特徴は大抵銅で作られていて、真ん中の煙突みたいな部分に「炭」が入ること。つまり、他の鍋みたいに下から熱するんじゃなくて横から熱するタイプなのであります。

 おまけに2番目の写真のように鍋の部分が2段になったタイプなんてのもあって、しかもこれ1個あればコンロは不要。
 ね、これ、野外で使ってみたいと思いません?。ド・ピーカンの雪原で車座になってみんなでこの鍋突っつくんすよー。横にパオがあったら、まるでモンゴル気分。



 今回は荷物が多くて無理ですが、今度中国に来たら1個買って日本に持ち帰ろうか、なんて思ってます。

 さて「火鍋」に使う食材は多種多様ですが、中国ではたいていメイン食材は「羊肉」になります。
 でも実はワタクシ、羊肉というとジンギスカンかフランス料理の子羊くらいしか食べたことが無くて、それでその「臭み」が気になって「積極的に食べたい食材」ではなかったのですね。

 ところが、こちら中国に来て一変にその概念が変わってしまいました。羊の種類が違うのか、香辛料の使い方が違うのか、とにかく「臭み」がほとんど無い。

 特に「羊肉串・ヤンロウチュアン」に使われる独特の香辛料をワタクシ「マジックスパイス」と呼んでおりますが、これは本当に羊肉を美味しくしてくれます。羊肉を食べられなかったウチのカミさんでさえ「美味い!」と言って食べたのですからねー。

 3番目の写真はその「羊肉串」。こいつがありゃビールがどんっっだけでも飲めるんですわ。



 「火鍋」の食べ方は基本的に「しゃぶしゃぶ」と同じ。4番目の写真は羊肉ですが、こういう風に薄くスライスしたのや、生肉をスライスしたのがありますから、それを鍋のスープに入れ煮えたら5番目の写真のタレに付けて食べる。
 




 このタレは「醤・ジャン」と「花生・ホアシャン=ピーナッツ」の磨りつぶしたものを混ぜてあります。好みで「香菜・シャンツァイ」「辣椒・ラージァオ」を入れますが、ワタクシは「香菜」が大好きなので山ほど入れます。
 後はキノコだ白菜だほうれん草だ湯葉だ凍み豆腐だ三つ葉だニラだツミレだ餅だ・・・と、じゃんじゃん入れてどんどん食べてがんがん飲む。
 face02あ〜至福の時・・・・。

 羊肉はまた薬膳の食材でもあります。漢方の古い書物に「当帰羊肉湯」というスープ状の処方が出てきますが、効能は「温煦」つまり体を温めること。冬の寒い夜に「羊肉火鍋」を食べると、本当に体がポカポカしてきます。

 今年の飛騨は暖冬だそうですが、来年は判りません。ひょっとしたらで〜れぇ〜さびぃかもしれません。

 というわけで、それまでに美味しい「羊肉火鍋」の作り方、研究しておきま〜す。  

Posted by ネコ先生 at 00:45Comments(3)鯨飲馬食

2007年02月21日

ど、どりあん忘れてた。

 怒濤の「海南島フルーツシリーズ」も無事終わってホッとしてたら、もう一個大事なフルーツ物が残ってたのを思い出したのでありました。ただし、これは海南島じゃなくて上海ネタだけどね。

 以前マンゴスチンの記事のコメントで「いつかはドリアンを・・・」なんて書いた後、ワタクシ実はスーパーでドリアン売ってるの見つけて厳重包装の上、地下鉄・バス経由でわが部屋まで密かに持ち込んだのであります。
 まるで、窃盗犯みたいにキョロキョロしながら。

 で、恐る恐る包装を開いて・・・最初の写真は買ってきたドリアン、まるでハリネズミですな。一番小さいのを買ってきたんですが、それでも直径20cmくらいはありました。



 さてワタクシこのドリアンを洗面所に置きまして、換気扇を回しっぱなしにして臭いを排気しつつ熟すのを待ったのですが、毎朝洗面所に入るたびに、○ん○する前から○ん○の臭いが充満しておりました。
 
 そして耐えること5日目。ドリアンのお尻がパカッと割れて、ようやく「食べ頃サイン」となったのであります。やれやれ。



 洗面所で食べるわけには行かないので、部屋の机の上でトゲを手に刺さないよう気をつけながら、ナイフで割れ目を広げ裂いていきます。

 2番目の写真は無事2:3の割合で分割できたところ。皮に埋もれているフォアグラみたいな薄黄色いのがドリアンの実であります。

 

 なんて書いてるけど、そう言えば生のフォアグラって見たこと無かったんだった。いーかげんだねワタクシも。

 ところで、もうこの辺になると鼻がバカになっているのか、それとも熟すと臭いが少なくなるのか、余り強烈な臭いは感じません。

 実を取り出したのが3番目の写真。フルーツと言うより、何か動物的な感じがします。やっぱりワタクシのイメージではフォアグラなんだよね、見たこと無いくせに。



 後で判ったのですが、これ一つの実に見えますが3つくらいに分割できて、その一つ一つに種が入ってました。それが4番目の写真。でもこの種、しなびてんじゃないの?。



 さてお味の方ですが、う〜ん、甘くもなく酸っぱくもなく・・・コッテリとはしてますが・・・不思議な味です。歯ごたえは余りありません。バターっぽい?。これ美味いのかな〜。

 正直言って、今までドリアンを食べたことがないので(何となく禁断の果実って気がしてて)、このドリアンが美味いのかどうか判りません。
 本当はドリアニスト(そんなのあるのか)の方が「これがドリアンのむっちゃうまいヤツじゃ〜!」って差し出してくれたドリアンを食べてから評価すべきかなー。

 ただ、こやつは、ちょっと胃にもたれますね。食べ過ぎたのか、夜中結構胃の辺が張ってました。胃の中で発酵したのかもしれません。そのままアルコールになってくれれば便利なのにな・・・。  

Posted by ネコ先生 at 14:57Comments(7)鯨飲馬食

2007年02月20日

ニワトリの卵の果物

 さて「海南島フルーツシリーズ」、今回が最後になります。
 で、最後に相応しいフルーツは、これはぜひ日本に持って帰りたい、何としてでも人に食べさせてみたい!・・・と思ったシロモノ。それが最初の写真のフルーツです。



 特別巨大でもなく、グロテスクでもなく、華麗でもなく・・・色の薄い渋柿かなーくらいの印象で至っておとなしめのルックスですが。
 まず名前がね「鶏蛋果・ジータングゥオ」。これ「ニワトリの卵の果物」って意味です。あ、字見りゃわかりますか。

 実は前に書いた「木瓜」と同様、薬膳の食材の中に同じ「鶏蛋果」って名前があるのですが、でもそれは「パッション・フルーツ(百番果)」の別名なのでこれとは明らかに違います。ひょっとしたら魚の呼び方みたいに、果物の呼び方も地方地方で違うのかもしれませんね。

 さてその「ニワトリの卵」にナイフを入れるとご覧の通り。(2番目の写真)



 大きな種が真ん中にあってその回りが楕円形の果肉。なるほど、卵みたいだ・・・って思ったのですが、実はそれが全くの誤解だったのであります。
 名前のホントの由来は形じゃなくて、果肉の方。 
 
 3番目がその果肉と皮の部分でして、写真じゃ判り辛いかもしれませんが、この果肉まるでゆで卵の黄身のように「ホクホク」してるんです。ポロポロと崩れてこぼれます。



 そして味も確かに卵の黄身っぽい感じがしないでもない。でもどちらかっていうと「ホクホク焼き芋」とか「炊き栗」に近いかな。何しろこれを食べて最初に思い浮かんだのが「栗きんとん」でしたから、その食感は想像して頂けると思います。

 でもね、「焼き芋」とか「炊き栗」というのはいわば加熱して加工したスイーツですよね。ところがこの「鶏蛋果」、全くの生の状態ですでに「栗きんとん」化してるわけです。皮むくと即栗きんとん。どーです?食べてみたいと思いませんか?。

 スイーツの材料としても、もってこいだと思いましたね。ホクホクとして、栗のような食感で、砂糖を使わなくても甘くて、色がきれい。おまけに果肉が簡単に取り出せるから加工も楽だし。

 もう一度食べてみたいのですが、残念ながら上海には売ってないようです。日本じゃどうかなー。  

Posted by ネコ先生 at 18:00Comments(4)鯨飲馬食

2007年02月20日

波の夢の蜜?

 さて「海南島フルーツシリーズ(^^)」も佳境に入ってきました。今回は前回のパパイヤよりも更に巨大なフルーツを。



 最初の写真がそれで、直径が20cm、長さが30cmはある「アルマジロ」のような果物であります。ホテルの隣の果物屋でも一際異彩を放っておりました。
 最初見た時からものすごい気になっていたのですが、試してみるには余りに大きすぎて、もし「スカ」だったらムッチャ悔しいやろな〜と「しんびき」しておったのであります。

 が、ある日それを1/5くらいに小分けして売っているのを見つけました。これくらいなら「ダメもと」でもいっかーと早速買ってみたのであります。
 で、その切れ端が2番目の写真。それでも直径15cmの小皿からはみ出てしまいます。



 名称を紙に書いてもらうと「波夢蜜・ボーメンミー」とのこと。へ〜、波の夢の蜜ねー。えらいロマンチックな名前の割りにはグロテスクなこの果物、食べ方にはお作法があるらしく、オジサン・オバサンが2人がかりで言葉のよーわからん日本人に食べ方を教えてくれました。親切やな〜この人ら。

 で、果物の皮側を押して裏ッ返す様にすると果肉が分かれるからその中のスジは捨てて種の回りを食べろ・・と。
 ところがハイ判りましたと立ち去るワタクシ共に、突如これを手にかぶせて使えとビニール袋が手渡されたのであります。はて?これどういう意味。かぶれるのかナー。

 部屋で手順通りに食べてみました。3番目は果肉の写真ですが所々に種が見えます。この回りが美味しいということですね。



 で、4番目は裏ッ返し状態にした所。色の薄い部分が「スジ」なのでここは食べません。ナイフで皮から切り離した種回りの果肉が5番目の写真です。





 細い部分は「スジ」なのでここを剥がします・・・・という作業を、ビニール袋かぶせた手でやっていたのですが。何で袋をくれたのか、よ〜〜〜〜く判りました。というか、袋じゃなくてビニール手袋にしてくれよ。

 実はこの果肉、ものすごい粘着力があります。取ったスジを捨てようにも、袋にくっついて離れてくれません。そのうち袋がネバネバでどうしようもなくなったので、しまいにゃ手づかみ。果物と格闘してるみたいでしたね。
 ネバネバといっても果汁が多いとかではありません。むしろ果汁は殆ど出ない。もっと濃い粘着物質が果肉全体に含まれている感じです。使ったナイフについたネバネバが固まって、水で洗ったくらいでは落ちませんでしたから。

 そして味は・・・・特に甘いというわけでもなく酸っぱいというわけでもなく、バナナを薄くした様な味です。香りもバナナに近い。マンゴーの様な濃厚系の味を想像していたワタクシとしては意外な感じでありました。

 しかしこの果物、別の意味ではとても濃厚と言えます。それはその食感。結構もっちり〜としてます。が、砂糖漬けフルーツのような食感とは違う、何とも例えようがない歯ごたえ。ほほ〜と言いつつ、ワタクシ的には結構気に入りましたねこの食感。不思議に後を引きます。

 もし日本に輸入されてたら、これは一度食べてみると面白い。食べる人の姿も含めて。

 ・・・・と書いてから、も一度オジサンが書いてくれたメモを見たら、「波夢蜜」じゃなくて「草冠に波・夢の四の下のワが無い字・蜜」だった。これ「ボールゥオミー」と読んで「パイナップル蜜」の意味じゃん。  

Posted by ネコ先生 at 09:46Comments(3)鯨飲馬食

2007年02月19日

木瓜

 さてこの「海南島フルーツシリーズ」(急に命名したりして)、だんだん大型フルーツにエスカレートしていくのが必然と言えば必然(^^)。ということで、今回は大きさが直径10cm、長さ20cm以上はあるという大型果実のお話。



 1番目の写真が店頭に並んだ「それ」ですが、店のオジサンに名前を聞いたら「木瓜・ムーグゥア」と言うではあーりませんか。



 2番目の写真はオジサンが「木瓜」を切ってくれたところ。

 はて?「木瓜」ねー。と、ここまで読んで写真を見てワタクシ同様に「???」と思われた方、庭木に詳しい方か、ワタクシの同業者か・・・。

 何が「???」かって言いますと、実は「木瓜(日本語でモッカ)」というのは鎮咳・鎮痛に用いる漢方生薬として知られた名前で、それは「ボケ」という木になる実なのです。大きさも5〜6cmくらいのもの。

 だからその事を知っている庭木の好きな方や薬関係の方がもしこのブログを見ていたら、え〜そんなデカイ木瓜があるのか〜?、って事になるのであります。
 ワタクシも最初「木瓜」って名前を教えられた時にはギョッとしましたが、でもこれ明らかに「ボケの実」じゃないですね。


 
 3番目の写真が切ったところですが、まず種の形が薬に使う「木瓜」とは違っています。このまん丸で黒いのは、そう、「正露丸」・・冗談です。ホントは「百草丸」です。icon09icon08

 という訳で実は海南島の「木瓜」は日本名で「パパイヤ」なのでした。

 それにしても大きなパパイヤですね〜。日本で栽培されている野菜パパイヤがこんな形をしてますが、もう少し小振りですよね。上海でも良く見られるフルーツパパイヤは形がもっと洋ナシ型だし。

 そう言えば「大きなパパイヤ」で思い出したことが一つ。これは上海の女の子に聞いたことなのですが、パパイヤを食べると女性の胸が大きくなるんだそうです。ホントかどうかは判りません。でもその女の子は確かに・・・。



 4番目の写真は種を取って、いつでも食べられるぞ!状態の「木瓜」。よーく熟していますねこれは。たまらずカプッとかぶりつくと・・味は「マンゴー」と「メロン」の合わせ技ってところでしょうか。ジューシーで美味しいです〜。face05
この大きなのを殆ど一人で食べてしまいました。で、食べ終わって一言。

「まいう〜!」 byパパイヤ金子。  

Posted by ネコ先生 at 13:29Comments(4)鯨飲馬食

2007年02月18日

象牙のマンゴー

 「南の島」と言うとやっぱりイメージとして「椰子の木」は必需品ですよね。特にフェニックスと呼ばれる頭の方に大きな葉が集まった種類はその代表でしょう(最初の写真)。

 
 
 そしてフェニックスのもう一つの意味は「不死鳥」。これはエジプト神話に出てくる霊長のことですが、中国語ではこれに「鳳凰(ほうおう)・フォンホァン」の字を当てます。こちらは中国神話の鳥。だから椰子の木の生えた「フェニックス通り」は「鳳凰路」になります。面白いですねー、西と東の神話の鳥が海南島で一緒になっております。そう言えば手塚治虫の「火の鳥」の絵は、どことなく「鳳凰」を彷彿とさせるものでしたな。

 そんなフェニックスも「だだくさ」にあると有難味がないというか何というか・・・2番目の写真のように地元では生えている椰子の木に看板付けたり街灯付けたりしております。「不死鳥」だから大丈夫か。

 

 という前振りとは全く関係ない話でスイマセン、今回は「象牙のマンゴー」です。

 マンゴーは中国語では「芒果・マングゥオ」といい上海でもポピュラーな果物ですが、色々種類があって、最も多いのが楕円形で黄色に赤の混じった皮にオレンジ色の果肉のやつです。中国では「貴妃芒果・グイフェイマングォ」と言い、沖縄などで作られているアップルマンゴーとはまた種類が違うようです。

 ところが海南島ではこのマンゴーに加えて更に2種類のマンゴーがありました。
 まず「貴妃芒果」をそのままミニチュア化した「小貴妃芒果」。これの味は大きい方と余り変わらず、独特の少しクセのある「マンゴー味」でした。
 
 

 ところが3、4番目の写真にあるように、もう1種類のマンゴーは少し毛色が変わっていまして、黄色い皮、黄色い果肉のマンゴーです。名前が「象牙芒果・シャンヤーマングゥオ」。なぜ象牙かっていうと、形が象牙に似ているからだそうです。

 

 そしてこのマンゴーのとっても美味しいこと・・。口の中に入れるとトロッとした果肉は意外や意外マンゴー独特のクセもなく、サッパリとした素直な甘みなのであります。中国っぽくないとも言えるかな。

 オレンジ果肉のマンゴーは2個も食べると「もういいかな」と思いますが、こちらは5、6個くらいは楽にいけます。このままシャーベットにしたら美味しいだろうナー、と思いましたが、残念ながら部屋の冷蔵庫は「冷凍」ができないのでありました。  

Posted by ネコ先生 at 21:17Comments(0)鯨飲馬食

2007年02月18日

仙人の果物

 「新年快楽!・シンニェンクァイラ!」
 中国では今日が「春節」の元旦。「ブタ年」の始まりであります。「シンネンカイラク」と読むとちょっとアレですが、一応めでたい日なので「仙人」の果物の話題なんぞを。



 で、突然しなびたジャガイモみたいで、あまり美味しそうな風情ではない果物が出て参りました。この果物、名前を「仙人果・シェンレングゥオ」といいます。
 
 この枯れたイメージが仙人なのか、仙人が食べていたとされるのか、食べると仙人になれるというのか、その辺のことは定かではありませんが、ワタクシのようなジジイには相応しいので、とりあえず買って食べてみろ!と。

 さてナイフを入れると驚くほど柔らかくて、2番目の写真のようにスパッと真っ二つに切れてしまいました。



 写真3は更に半分に切って丁度一口サイズになったもの。溢れ出てはいませんが、果汁がタップリ詰まってとても熟した感じです。



 食べてみると、お〜〜美味い!。味は「干し柿」の味。とっても甘いです。でも干し柿みたいに乾燥していなくて、水分が多くてとてもジューシー。

 以前入れ歯安定剤の宣伝でリンゴをカプッとかじるのがありましたが、この果物なら入れ歯も不必要なくらい柔らかい。口に入れると舌と上あごの間で砕けてしまいます。
 
 あ、そうか!。仙人というのはジジイだから、ジジイでも食べられる果物って意味か・・・なんて一瞬思いましたが、どうなんでしょ。
 ワタクシ、歯は結構丈夫なジジイなんですが、これは「歯ごたえ」が無いけど美味しいでした。ほんと。  

Posted by ネコ先生 at 01:35Comments(3)鯨飲馬食

2007年02月18日

真珠色の「なつめ」

 今日は中国の「大晦日」(時差が1時間あるのでこちらではまだ17日です)。明日が「春節」の元旦ということで、上海でもそこら中で花火が上がって、いたる所で爆竹が鳴っています。やかましいやかましい。ワタクシは日本人なのでそんな騒ぎを横目にみて(ホントは目を皿のようにして花火見てるんですがね)、海南島のフルーツ話の続きをアップします。



 で、今回は一見すると小さな青リンゴのような果物であります。
 店のオバサン今が旬だというので、ワタクシ最初は青リンゴかと思って「苹果・ピングゥオ」かと聞いたら「不是=違う」と言う。名前を聞いたら「珍珠棗・チンジューザオ」と書いてくれました。
 え”っ「ナツメ」?。

 大きさは上海で見る「大棗=ダーザオ」より更に大きく、直径が5cm くらいのもあります。最初の写真は洗って皿に盛ったところ。よくよく見ると、確かに「へた」の辺りがナツメくさい。



 で恐る恐るかじってみると(2番目の写真)・・・あ〜味は確かに棗のような・・・。でも棗よりずっと水分が多い。加えて「梨」のような味も混じってます。

 3番目の写真はその断面。種の形状は明らかにリンゴやナシと違って「ナツメ」であります。
 


 生のナツメとナシを足したような味の「珍珠棗」、ワタクシの中ではナシ・リンゴなどのサッパリ系に分類しましたが、肉料理や濃い味の料理に付けるデザートには結構いけると思いました。
 ただ、中に何個か「スカ(この意味判るかな〜)」がありまして、ちょっとシブエグっぽいのに当たったのは残念。  

Posted by ネコ先生 at 00:53Comments(5)鯨飲馬食

2007年02月15日

けっこう赤毛だらけ



 これ、「毛丹・マオダン」とか「紅毛丹・ホンマオダン」とか呼ばれている果物です。最初見た時はその結構毛だらけ赤毛だらけの姿に「え?」と思いました。ドラゴンフルーツも相当おかしなカッコした果物ですが、コイツには負けるんじゃないでしょうか。




 2番目の写真はいくつかトレイに盛ったものですが、大きさは大体4cmくらいの卵形。こういう形状の果物というと「ライチ」を思い出すのですが、正に大当たりで中身はライチや竜眼肉にそっくり。ただライチや竜眼肉は皮が薄めで、手で簡単に剥けるのにコイツはそういう訳にはいきませんでした。




 3番目の写真で判るように皮は相当厚い。ナイフで皮を輪切りにしてカパッと開くと、ご覧のような白い果肉が現れます。味はライチや竜眼肉に少し酸味を加えたような感じでしょうか。果肉も結構厚くて弾力性があります。




 ただ問題は種の皮が剥がれて果肉にくっついてくることです。4番目の写真がそれなんですが、これを取るのが結構大変で、「次から次へと口に放り込む」という「フルーツ・フリーク至福の時」がイマイチ少なかったのが不満といえば不満かなー。  

Posted by ネコ先生 at 21:25Comments(2)鯨飲馬食

2007年02月15日

椰子の実

 海南島の「三亜・サンヤ」に行ってきました。現地はネット環境が悪かったので、今上海から久しぶりのアップであります。
 海南島へはワタクシの「骨休め」と留守を守ってくれたカミさんの「慰労」が目的だったので、2人でまったりのんびりと海に潜ったりビーチサイドでビール飲みながら本読みしたりしてました。なのであまり面白い話題がないのですが、珍しい果物を食べたのでそのご報告を。

 泊まったホテルの横に勢いのいいオバサンと控えめなオジサン夫婦がやってる果物屋があって、見たこと無い果物が並んでいたので毎日順番に試食してみる事にしました。最初の写真はその店先。



 フルーツ・フリークの皆さん、並んでいる果物の名前どのくらい判りますか?。ワタクシは「マンゴ」「バナナ」「マンゴスチン」「スイカ」「椰子」位しか判りませんでした。まだまだですね。

 ノドが渇いていたので、まず手始めは「名も知ら〜ぬ〜遠き島より」流れ着いたのではなく、その辺の道端の椰子の木にも一杯ぶら下がっている「椰子」の実を買いました。これは「食べる」というより「飲む」ですね。オバサンはその辺にゴロゴロ転がしてある椰子から適当なのを見繕って、ナタでがつっがつっと皮を削っていきます。



 2番目の写真は作業中のオバサン。中の種が見えてきたら最後にその種の頭を削ってストローを2本さしてくれたので、早速部屋に持ち帰ってトレイに載せてみました。



 3番目の写真がそれですが、トレイは長辺27cm、短辺20cm の大きさですから、この実は直径約20cm位ですかね。
 この実の皮の繊維が「亀の子タワシ」の毛になります。

 椰子の実ジュースは飲まれた方も多いと思いますが、味は微妙な甘さと青臭い酸味とが混じった淡泊なもの。でもノドが渇いた時の冷やした椰子の実ジュースは「天然ポカリスエット」という感じで美味しいですよ。  

Posted by ネコ先生 at 21:07Comments(2)鯨飲馬食

2007年01月27日

中国的ワイン

 けっこう渋めのワタクシ好みの赤ワイン。中国語で「紅色的葡萄酒・ホンサーダプータオジュー」と言いますが、方や「グレートウォール=長城」シャトー、そなた「張裕」シャトーの産なるモノがこれでございます。って言っても、皆さん聞いたこと無いですよね。中国じゃ結構一流ワインのブランドなんですがね。



 ちょっと不思議でしょ?どーして中国にワインなんかあるのかって。マオタイとか紹興酒の国に、どーしてワインなの?。似合わないナーって思ってませんか、あなた。
 でも2枚目の写真でズラッと並んでいるのは、全部正真正銘の中国産ワインです。ホントはもっと沢山並んでるですが、バックしたら後ろの棚につかえて写真に入りきらなかった。



 昔日本のメーカーがやったように、ヨーロッパからバルクで輸入してブレンドしてんじゃないの?・・・何て疑ってもみたんですが、どうもそうではないらしい。何故か?。中国の方が人件費が安いからであります。
 葡萄を栽培して、手でもぎ取って収穫して、ゴミを取って実をバラして・・・なんて事、人件費のかかる国じゃなかなかできないですよ。ちなみに中国じゃ日本式のラーメンの方が中国式の手延べラーメンより高い。何故か?。機械で打つ日本式だと、機械のコストの方がかかるから。

 と言うわけで、手作り部分の多い中国産ワイン、ムチャクチャ種類があります。しかも結構いけます。ヨーロッパのほど個性は強くないけれど、テーブルワインと考えりゃ充分美味しい中国産ワイン。最初の写真のワイン、1本=720mlが約400円と600円という値段だ、2枚目の写真には18.8元(約300円)なんてのもあるよさーお立ち会い!って、たたき売りしてる場合じゃないねー。
 もちろん高いワインは高い!、1本100元とかしちゃいます。と言っても日本円で1600円ちょっと。そー考えるとビックリするほどじゃないけど、何しろ中国で100元以上の値段の品物買うのはものすごい勇気が要るんですよ。だからワインもせいぜい60元くらいまでかな。ゼータクして。

 中国のワイン、その技術のルーツは東欧にあるらしいです。知ったかぶりするヤツが、「う〜んチェコのワインの味がする」なんて言ってましたが、同じ共産圏だから技術指導を仰いだのでしょうね、痩せた土地になる葡萄で産業を興そうとして。
 川のほとりの丘陵地帯で、温度差があって川の照り返しの強い土地。どこかライン川沿いに似ているんでしょうか、良い葡萄酒の産地は河北省とかが多いみたいです。
 しかも中国国家の国策なのかメーカーの意向なのか中国人がワイン好きなのか、どこのスーパー行っても(ホントに汚いスーパーでも)、ワインの棚って大きく取ってあるんですよ。だからつい買っちゃいます。

 でも問題は、ワインは結構立派なの作ってるのに、中国には国産の美味しいチーズがない!。牛乳やヨーグルトはちゃんとあるのにね〜。店で売っているチーズはほとんど輸入品。だから、ムチャクチャ値段が高くて、チーズ1個買う値段でワインが3本くらい買えてしまいます。

 ワインの技術は上手く取り入れたのに、チーズの技術は入れるの忘れちゃったんだねー毛沢東のおっちゃんは。もしかしたらナポレオンと違って、チーズの臭いが嫌いだったんだろーか。  
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Posted by ネコ先生 at 22:34Comments(10)鯨飲馬食

2007年01月25日

まんごすちん

 この2週間、寮の横のコンビニで食料を調達する以外はず〜〜〜〜〜〜〜〜〜っと部屋に引きこもって卒論仕上げてました。明日が提出日だからねー、必死こいてましたよ。

 で、昨日ようやく校了したので、久しぶりに外で飯らしい飯にありついたのであります。その帰り道に水果売(果物売り)のおにーさんがいて、サクランボとマンゴスチンを売ってたので、食後のデザートにマンゴスチン買って帰りました。10ヶで19元だから1ヶ日本円で30円ちょっとかな。



 マンゴスチン、中国語で「山武」じゃなくて「山竹(シャンジュー)」と言います。もともとタイ産なのでベトナム経由で入ってきてるのでしょうかね。ひょっとして中国の南の方で作ったバチモンだったりしてね。中国何でも有りだから有りえん話ではない。



 日本じゃ高級果実だって聞きました。ワタクシも日本じゃ食べたこと無いので値段のことは詳しくわかりませんが、聞くところによると冷凍物で1個200円はするそうです。もちろんこちらは生。といっても、何しろご覧のように堅い皮におおわれてて、しかも「へた」まで同じような素材。素材っつーのも変だけど、実際「作りモノ」のような感じです。最初見た時は、お尻のところなんかエンボス加工かと思いましたよ。



 で、堅い皮をナイフで円周状に切ってから両側を手に持って「クッ」とひねると、ご覧のような真っ白い実が出てきます。この落差に驚いちゃいますね。味は甘くて少し酸味があって、とても美味しい。一度食べると病みつきになります。  

Posted by ネコ先生 at 11:48Comments(5)TrackBack(0)鯨飲馬食

2007年01月16日

キュウリってどうよ?

 ワタクシ普段はあまりポテトチップスというものは食べないのですが、たまにビールのつまみに買って来ることがあります。といっても本物のジャガイモをスライスしたのじゃなくて「チップスター」みたいに芋の粉プレスしたヤツ。紙の筒に入ってて、保存に便利だからね。

日本でも色々な味付けのポテチがあると思いますが、以前北京に住んでいた時に「北京ダック味」のポテチを見つけた時はちょっと感激モンでした。ご当地料理味!。 

そんな事があったので、上海に来てから「上海蟹味」のポテチを捜してみたんですが、今のところ見付けていません。その代わりといっては何ですが、コンビニでけったいなのを見つけたので紹介します。



写真がその時買ってきた3本のポテチです。
真ん中は「黒胡椒リブステーキ味」。



ま、これはステーキの味だから比較的想像がつきやすい。中国では「牛肉・ニュウロウ」を黒胡椒で味付けすることが多いので、どちらかというとポピュラーな中国味でしょうな。

次が「鮮濃トマト味」。



何だかイタリアンな傾向を感じますが、実は中国、料理にものすごくトマトを使います。トマトは「番茄・ファンチエ」とか「西紅柿・シーホンシー」と言いますが、「西紅柿鶏蛋・〜ジータン」というトマトと卵で作る家庭料理は、あとそれにチーズが加わればまるで「イタリアン」!。だから中国の味としては確かにトマト味も納得できます。

さて問題は3番目のポテチ。



これ、なんだと思います?。写真見て「まさかね〜?」とは思いませんでしたか。はい、その「まさか」なんであります。容器には「翡翠黄瓜味・フェイチューホングゥアウェイ」と書いてありまして、これ「緑のキュウリ味」の意味。しかもおまけに清爽COOLなんてコピーまで入ってます。爽やかなのか〜?。

確かに中国人はキュウリが好きですよ。料理にもいっぱい使うし、ポリポリ生で食べてる人もけっこう見かけるし。でも、キュウリ味のポテチってどうよ。「もろきゅう味」っつーなら何となく想像はできるんだけど、ただのキュウリじゃねー。しかもCOOLー????。

ところがパッケージを空けたとたんにホンワカと香る青臭い「かざ」は確かにキュウリ。そして味は・・・・むっふっふーこれは文章では説明し辛いのですが、確かにキュウリ味であります。COOLはよーわからんが。
う〜ん恐るべし中国ポテチ。そのうちワタクシの好きな「皮蛋・ピータン」味とかも出してくれんかなー(え、気持ち悪い?)。

にしてもキュウリ味のポテチ。もし日本で発売したらどうなんだろ?  

Posted by ネコ先生 at 16:25Comments(5)鯨飲馬食

2006年12月14日

上海の代表料理っちゃー

 やっぱり「上海蟹」というわけで、今回も引き続き食い気の話題。
 いっこうに漢方が出てきませんが、忘れておるわけではございません。そのうち出てくると思われます。

 さて「上海蟹」とは言っても、この蟹上海で捕れるわけではありません。お隣の江蘇省は昆山市という所にある「陽澄湖」という湖で捕れる「シナモクズガニ」という淡水生の蟹なのであります。つまり、カワガ二。
 それに、どうやら上海蟹というのは外国人とか観光客向けの呼び名のようで、地元では上海蟹とは言わないで「大閘蟹・ダージャーシエ」と呼んでおります。
 もし貴方が上海で蟹を食べる時はちょっと「通」っぽく「ダージャーシエ」と言ってみると、「おっ!」という顔してもらえるかもしれません。ただ、そんだけですが。



 写真では判りづらいかもしれませんが、蟹の足のところにプラスチック製の白と緑のタックが付いてますね。これ、上海蟹食べる時の第1チェックです。

 陽澄湖というのは水郷の湖の一つですから、水路や川を通じて他の湖とも繋がっています。そして蟹は別に特定の住所が決まっていませんから自由に移動するわけですね。すると陽澄湖以外でも蟹が捕れちゃうわけですよ。
 しかも文明の発達は養殖なんて事を可能にしましたから、湖さえあれば上海蟹の産地になれる。なにしろ中国というのはニセ物が日常茶飯事ですから、蟹にも当然粗悪品が出回るようになったんですね。

 ところがやっぱりニセ物はニセ物、陽澄湖の蟹より味が落ちたり、有害物質が入っていたりで、客は怒る店は信用を無くすといったトラブルが続出。そこで陽澄湖の漁業組合は蟹1匹1匹に識別番号付きのタックをつけて流通管理をし、ブランドを守るようになったという次第なのです。
・・・で、写真の蟹が付けているタックがそれ、というわけ。

 ところが最近、そんなニセ物の中にも本家をしのぐような品質のモノが出てきました。それは「太湖」という湖の蟹です。陽澄湖産に比べて味も遜色なく、大きさもより大きく値段が安いという魅力的な蟹ですが、何しろブランド力がない。そこでまず海外で評価を受けて、ブランドを確立し名声を逆輸入しようという「ウタダヒカル作戦」を開始しました。上手くいけば、やがて日本でも太湖産の上海蟹が食べられるかもしれません。

 上海蟹食べる時の第2チェックは、メスかオスかです。メスは10月、オスは11月とか言われてますが、実際は10月下旬〜11月上旬は両方出ている場合が多いので、できるだけどちらも味わえるようにしましょう。メスは内子とミソの、オスは白子とミソの組合せが濃厚で、たっまりましぇん〜。写真はメスであります。



 蟹というとワタクシども日本人は、やっぱりズワイとかタラバの足やハサミの肉を掻き出しながら食べる図をイメージしますが、上海蟹は主にミソを味わう蟹ですからまず胴体をメインに食べます。もちろん足にも小量の肉がありますからこちらも充分に味わい尽くします。
 それには日本風にカニフォークを使って食べるのもいいですが、中国流はやっぱりかぶりつき。胴体は最初に縦半分に割って身を吸い出すように食べるのがコツ、足は前歯でガジガジガジと肉をシゴキ出して食べるのがコツです。

 にしても、あの声のうるさい中国人ですら上海蟹食べる時は静かになるから不思議であります。蟹を食べると静かになるのはひょっとしたら世界共通か?。

 さて上海蟹を食べた後には必ずある「お茶」が出てきますが、ここがさすが漢方の本場ですな、「生姜茶」であります。
 これは上海蟹には体を冷やす作用があるので、それを温性の生姜で補うためと、生姜の解毒作用で中毒を予防するためであります。お、ちょっと漢方臭くなってきたかな。face02



 体を冷やすという事なので、体が冷えて足腰がだる痛いといった漢方で言う「腎陽虚」の人は余り沢山食べないように。また、腎炎で蛋白質摂取を制限されている人も避けた方がいいでしょう。

 本来の上海蟹の旬は10月〜11月ですが、今は養殖モノが年中出回ってますからいつでも食べられます。何なら貴方が上海にお越しになった節には、ワタクシが「食べ方デモ」をご覧に入れましょうか?。デモ用に2〜3匹あれば、充分理解して頂けると思いますゾ。  

Posted by ネコ先生 at 22:33Comments(3)TrackBack(0)鯨飲馬食