2007年01月01日
今年はブタ年?
明けましておめでとうございます。本年もオレンジをご愛顧下さいますよう、宜しくお願い申し上げます。
と、遠く上海から新年のご挨拶をお届けしておりますワタクシは、正月返上で卒業論文の制作に「猪突猛進」しております。もっともこちらでは農歴(太陰暦)が今でも生活の中心を為していて、今年は2月18日の旧正月の元旦が年間で一番お目出たい日となります。従って新暦(太陽暦)の1月1日は一応休日ではありますが、中国人にとっては、実は極々フツーの日常なのでありまして。ちと、つまらんのですがね。

さて1枚目の写真は十二支をあしらった中国の壁掛けの最後の部分、「福」の字をつけた「猪」です。つまり今年の干支は十二支最後の「猪」。訓読みでは「イノシシ」。勇ましいイメージですな。
ところが中国ではこの漢字「猪・ヂュー」は何とブタのこと。いや、冗談じゃありません。
実はワタクシ最初中国へ来た時に料理屋のメニュー見てビックリしました。猪肉って書かれた料理がいっぱいあるんですから。日本じゃ滅多に食えません。で、「おお、これはすごい!」と注文した肉が全く臭みもなく普通に美味しいので「ひょっとしたらイノブタか?」なんて勝手に想像してたんですが、単純に豚肉だったんです。
じゃイノシシは何て言うんだ?って事になるのですが、これは「野猪・イエヂュ〜」と言います。じゃ「豚」の字は無いの?と調べますと、辞書にはちゃんと豚=子ブタ・(広く)ブタって書いてあるんです。
いったいどうなってんの?と思っていたら、ある中国伝統医学の古典書の中に「奔豚気」という病名が出てきました。気が(子)ブタの様に走る・・という病気なんですが、ここにはちゃんと「豚」の字が使われてるんです。つまり昔はブタは豚の字だったけど、そのうち猪の字が使われるようになって、本来のイノシシは猪じゃなくて野猪になった・・と、これはあくまでも推測ですが。
問題は日本人にとっては「イノシシ年」でも、中国人にとっては「ブタ年」だということです。この日本海溝のように深い両者の溝が、日中友好の橋を架ける妨げになっている・・・なんてこた〜ある訳ございませんが。でも、中国人って結構十二支の占いが大好きで、日本人にもよく「貴方は十二支の何に属しますか」って聞いてくるんですよ。その時日本人が勇ましく「猪=イノシシです!」って答えてるのに、むこうは「猪=あ〜ブタちゃんですか〜」ではねー、何かイキオイが違うような。


2枚目と3枚目の写真は、露店の雑誌売りが売っていた「猪年運程」という占いの本。中にはちゃんとブタの絵が描いてあります。
ところで中国人にも「猪年」の人はいるわけで、彼らにとって「ブタ」というのはどんなイメージなのか、ですが、これが結構悪くありません。「金満」「豊富」「安産」「繁栄」「平和」、中には「美人」というのもありました。とってもポジティブですねー。そう言えば、中国の男性はけっこう丸顔ポッチャリの人好きであります。愛ちゃん人気もこの辺関係していそうです。

で、4枚目の写真。これ、今日本でもけっこう流行ってますよね。金ぴかブタ。中国でも人気があるみたいで、スーパーに沢山並んでました。その理由は御利益にあるのか、可愛さにあるのか、その他なのか、判断はできかねます。ちなみに横に付いてる漢字は正式な文字じゃなくて「宝船」を表現した絵漢字のようです。
確かに今のご時世、猛々しい「イノシシ」じゃなくて、のんびりゆったりの「ブタ」の方がワタクシ的には好感が持てますが、皆さんはどうでしょうね。
と、遠く上海から新年のご挨拶をお届けしておりますワタクシは、正月返上で卒業論文の制作に「猪突猛進」しております。もっともこちらでは農歴(太陰暦)が今でも生活の中心を為していて、今年は2月18日の旧正月の元旦が年間で一番お目出たい日となります。従って新暦(太陽暦)の1月1日は一応休日ではありますが、中国人にとっては、実は極々フツーの日常なのでありまして。ちと、つまらんのですがね。

さて1枚目の写真は十二支をあしらった中国の壁掛けの最後の部分、「福」の字をつけた「猪」です。つまり今年の干支は十二支最後の「猪」。訓読みでは「イノシシ」。勇ましいイメージですな。
ところが中国ではこの漢字「猪・ヂュー」は何とブタのこと。いや、冗談じゃありません。
実はワタクシ最初中国へ来た時に料理屋のメニュー見てビックリしました。猪肉って書かれた料理がいっぱいあるんですから。日本じゃ滅多に食えません。で、「おお、これはすごい!」と注文した肉が全く臭みもなく普通に美味しいので「ひょっとしたらイノブタか?」なんて勝手に想像してたんですが、単純に豚肉だったんです。
じゃイノシシは何て言うんだ?って事になるのですが、これは「野猪・イエヂュ〜」と言います。じゃ「豚」の字は無いの?と調べますと、辞書にはちゃんと豚=子ブタ・(広く)ブタって書いてあるんです。
いったいどうなってんの?と思っていたら、ある中国伝統医学の古典書の中に「奔豚気」という病名が出てきました。気が(子)ブタの様に走る・・という病気なんですが、ここにはちゃんと「豚」の字が使われてるんです。つまり昔はブタは豚の字だったけど、そのうち猪の字が使われるようになって、本来のイノシシは猪じゃなくて野猪になった・・と、これはあくまでも推測ですが。
問題は日本人にとっては「イノシシ年」でも、中国人にとっては「ブタ年」だということです。この日本海溝のように深い両者の溝が、日中友好の橋を架ける妨げになっている・・・なんてこた〜ある訳ございませんが。でも、中国人って結構十二支の占いが大好きで、日本人にもよく「貴方は十二支の何に属しますか」って聞いてくるんですよ。その時日本人が勇ましく「猪=イノシシです!」って答えてるのに、むこうは「猪=あ〜ブタちゃんですか〜」ではねー、何かイキオイが違うような。


2枚目と3枚目の写真は、露店の雑誌売りが売っていた「猪年運程」という占いの本。中にはちゃんとブタの絵が描いてあります。
ところで中国人にも「猪年」の人はいるわけで、彼らにとって「ブタ」というのはどんなイメージなのか、ですが、これが結構悪くありません。「金満」「豊富」「安産」「繁栄」「平和」、中には「美人」というのもありました。とってもポジティブですねー。そう言えば、中国の男性はけっこう丸顔ポッチャリの人好きであります。愛ちゃん人気もこの辺関係していそうです。

で、4枚目の写真。これ、今日本でもけっこう流行ってますよね。金ぴかブタ。中国でも人気があるみたいで、スーパーに沢山並んでました。その理由は御利益にあるのか、可愛さにあるのか、その他なのか、判断はできかねます。ちなみに横に付いてる漢字は正式な文字じゃなくて「宝船」を表現した絵漢字のようです。
確かに今のご時世、猛々しい「イノシシ」じゃなくて、のんびりゆったりの「ブタ」の方がワタクシ的には好感が持てますが、皆さんはどうでしょうね。





