2007年02月22日

もうすぐ帰国

 だんだん日本に帰る日が近づいてくると、早く帰りたいような、もう少し居残りたいような、不思議な気持ちになってきます。







 ワタクシにとって中国は初めての海外生活の国だったわけですが、やはり観光で訪れるのと実際その国で生活するのは根本的に違うのだということを、今更ながら理解した日々でありました。







 また、日本に住んでいると埋没してしまって見えない事柄が、外から日本を客観的に眺める、あるいは中国との比較で考えると、良きにつけ悪しきにつけ見えてくことも多いのだと気付きました。







 中国伝統医薬学を学ぶという最大の目的に関しては、やはり本場に来て得られたモノは非常に多い。
 しかし依然学ぶべき事もそれ以上に多い、というのも思い知りました。
 その余りの奥の深さに「こりゃ、一生かかるわい」と覚悟もしました。




 いや、もしかしたらワタクシの年齢ではこれから死ぬまでやっても時間が足りないかもしれない。そういう意味では、残念ながら人の一生には限度がある。
 でも、死ぬまで学び続けられたら、それはそれで、とてもシアワセな事だと思うのです。
 




 さてこの留学はまた「50も半ば近いジジイが言葉もワカラン国に長期間住めるか」という、ちょっとした実験でもありました。
 実はワタクシ、大変な外国語コンプレックスがありまして、昔から英語であろうが中国語であろうが韓国語であろうがスワヒリ語であろうが、とにかく外国語をくっちゃべる人に話しかけられると一瞬でフリーズしてしまうのでありました。

 しかも若い時と違って更に環境適応能力が落ちているであろうこの年で、回りが中国人だらけの中に放り込まれると一体どうなるのか。



 結果、ジジイは居直ってしまいましたね。

 1・相手の文化や言うことは最大限理解に努める。その上で珍妙な文化や習慣は面白がる。
 2・判らんことはワカランと言う。ジジイがそんなに早く外国語覚えられるわけねーだろ!
 3・相手が理不尽で頭に来た時は「飛騨弁」で怒る。決して中国語や英語は使わない。

以上3点がストレスを溜めないで海外生活をするため会得した「ジジイの知恵袋」であります。



 さて明日から帰国の準備に追われます。
 そして高山へ帰ったら気分一新、このブログもリニューアルして再出発したいと思っています。その間、少し時間がかかるかもしれませんが、今しばらくお待ち下さい。

 再見上海! 再見中国!
 
 大家回頭見!(皆さん、ではまた!)  

Posted by ネコ先生 at 11:57Comments(17)天天的雑感

2007年02月22日

火の鍋

 中国を去る前に、どうしても皆さんに紹介したい、ワタクシが大好きな中華料理を一つアップします。それは金属製の鍋を使った料理で、「火鍋・フゥオグゥオ」と言います。日本でいうところの「寄せ鍋」とか「しゃぶしゃぶ」ですね。

 余談ですが、中華料理にも日本の「土鍋」のような鍋を使う料理があって、そちらの方は「砂鍋」料理と言います。「土」じゃなくて「砂」という所が面白いですね。

 「火鍋」には、中国では私の知る限り3タイプの鍋を使っているようです。

 1タイプ目は浅くて広い底がやや丸い鉄かステンレスの鍋。この中にお客の好みのスープを入れるのですが、店独特の香辛料や漢方生薬が入る場合が多いようです。

 2タイプ目が同じく浅くて広い底がやや丸いステンレス鍋の内側に「仕切り」が付いていて、2種類の汁が入れられるようになっているもの。
 これは主に「重慶火鍋」と呼ばれる鍋料理に使われるもので、仕切の片側に「辛い汁」が、もう一方に「辛くない汁」が入っています。中国ではこの汁の代わりに、「油」を使う店もあります。
 日本にある「火鍋」料理屋さんが使っているのは主にこの鍋なので、日本では「火鍋」と言うと一般に「重慶火鍋」のことを指すみたいですね。

 で、3タイプ目の鍋が今回紹介する鍋で、最初の写真の鍋です。これは北京や新疆ウイグル地区など北方地方の火鍋屋で使われる、最も伝統的な形の鍋であります。



 この鍋の特徴は大抵銅で作られていて、真ん中の煙突みたいな部分に「炭」が入ること。つまり、他の鍋みたいに下から熱するんじゃなくて横から熱するタイプなのであります。

 おまけに2番目の写真のように鍋の部分が2段になったタイプなんてのもあって、しかもこれ1個あればコンロは不要。
 ね、これ、野外で使ってみたいと思いません?。ド・ピーカンの雪原で車座になってみんなでこの鍋突っつくんすよー。横にパオがあったら、まるでモンゴル気分。



 今回は荷物が多くて無理ですが、今度中国に来たら1個買って日本に持ち帰ろうか、なんて思ってます。

 さて「火鍋」に使う食材は多種多様ですが、中国ではたいていメイン食材は「羊肉」になります。
 でも実はワタクシ、羊肉というとジンギスカンかフランス料理の子羊くらいしか食べたことが無くて、それでその「臭み」が気になって「積極的に食べたい食材」ではなかったのですね。

 ところが、こちら中国に来て一変にその概念が変わってしまいました。羊の種類が違うのか、香辛料の使い方が違うのか、とにかく「臭み」がほとんど無い。

 特に「羊肉串・ヤンロウチュアン」に使われる独特の香辛料をワタクシ「マジックスパイス」と呼んでおりますが、これは本当に羊肉を美味しくしてくれます。羊肉を食べられなかったウチのカミさんでさえ「美味い!」と言って食べたのですからねー。

 3番目の写真はその「羊肉串」。こいつがありゃビールがどんっっだけでも飲めるんですわ。



 「火鍋」の食べ方は基本的に「しゃぶしゃぶ」と同じ。4番目の写真は羊肉ですが、こういう風に薄くスライスしたのや、生肉をスライスしたのがありますから、それを鍋のスープに入れ煮えたら5番目の写真のタレに付けて食べる。
 




 このタレは「醤・ジャン」と「花生・ホアシャン=ピーナッツ」の磨りつぶしたものを混ぜてあります。好みで「香菜・シャンツァイ」「辣椒・ラージァオ」を入れますが、ワタクシは「香菜」が大好きなので山ほど入れます。
 後はキノコだ白菜だほうれん草だ湯葉だ凍み豆腐だ三つ葉だニラだツミレだ餅だ・・・と、じゃんじゃん入れてどんどん食べてがんがん飲む。
 face02あ〜至福の時・・・・。

 羊肉はまた薬膳の食材でもあります。漢方の古い書物に「当帰羊肉湯」というスープ状の処方が出てきますが、効能は「温煦」つまり体を温めること。冬の寒い夜に「羊肉火鍋」を食べると、本当に体がポカポカしてきます。

 今年の飛騨は暖冬だそうですが、来年は判りません。ひょっとしたらで〜れぇ〜さびぃかもしれません。

 というわけで、それまでに美味しい「羊肉火鍋」の作り方、研究しておきま〜す。  

Posted by ネコ先生 at 00:45Comments(3)鯨飲馬食

2007年02月21日

ど、どりあん忘れてた。

 怒濤の「海南島フルーツシリーズ」も無事終わってホッとしてたら、もう一個大事なフルーツ物が残ってたのを思い出したのでありました。ただし、これは海南島じゃなくて上海ネタだけどね。

 以前マンゴスチンの記事のコメントで「いつかはドリアンを・・・」なんて書いた後、ワタクシ実はスーパーでドリアン売ってるの見つけて厳重包装の上、地下鉄・バス経由でわが部屋まで密かに持ち込んだのであります。
 まるで、窃盗犯みたいにキョロキョロしながら。

 で、恐る恐る包装を開いて・・・最初の写真は買ってきたドリアン、まるでハリネズミですな。一番小さいのを買ってきたんですが、それでも直径20cmくらいはありました。



 さてワタクシこのドリアンを洗面所に置きまして、換気扇を回しっぱなしにして臭いを排気しつつ熟すのを待ったのですが、毎朝洗面所に入るたびに、○ん○する前から○ん○の臭いが充満しておりました。
 
 そして耐えること5日目。ドリアンのお尻がパカッと割れて、ようやく「食べ頃サイン」となったのであります。やれやれ。



 洗面所で食べるわけには行かないので、部屋の机の上でトゲを手に刺さないよう気をつけながら、ナイフで割れ目を広げ裂いていきます。

 2番目の写真は無事2:3の割合で分割できたところ。皮に埋もれているフォアグラみたいな薄黄色いのがドリアンの実であります。

 

 なんて書いてるけど、そう言えば生のフォアグラって見たこと無かったんだった。いーかげんだねワタクシも。

 ところで、もうこの辺になると鼻がバカになっているのか、それとも熟すと臭いが少なくなるのか、余り強烈な臭いは感じません。

 実を取り出したのが3番目の写真。フルーツと言うより、何か動物的な感じがします。やっぱりワタクシのイメージではフォアグラなんだよね、見たこと無いくせに。



 後で判ったのですが、これ一つの実に見えますが3つくらいに分割できて、その一つ一つに種が入ってました。それが4番目の写真。でもこの種、しなびてんじゃないの?。



 さてお味の方ですが、う〜ん、甘くもなく酸っぱくもなく・・・コッテリとはしてますが・・・不思議な味です。歯ごたえは余りありません。バターっぽい?。これ美味いのかな〜。

 正直言って、今までドリアンを食べたことがないので(何となく禁断の果実って気がしてて)、このドリアンが美味いのかどうか判りません。
 本当はドリアニスト(そんなのあるのか)の方が「これがドリアンのむっちゃうまいヤツじゃ〜!」って差し出してくれたドリアンを食べてから評価すべきかなー。

 ただ、こやつは、ちょっと胃にもたれますね。食べ過ぎたのか、夜中結構胃の辺が張ってました。胃の中で発酵したのかもしれません。そのままアルコールになってくれれば便利なのにな・・・。  

Posted by ネコ先生 at 14:57Comments(7)鯨飲馬食

2007年02月21日

小魚温泉

 さて、フルーツ話が延々と続いたので、今回は海南島のお魚のお話しを。と言っても「海のお魚」の話ではありません。「温泉に住むお魚」の話です。

 海南島には温泉が出るみたいで、地図を見ると○○温泉と書いてある場所がいくつかあります。当然温泉が趣味のワタクシ、そういう情報は見逃しません。
 その中で宿泊している三亜市内のホテルからほど近い所にあったのが「小魚温泉・シャオユ(ィ)ーウェンチェン」でした。ちなみに小魚というのは地名ではありません、文字通り「コザカナ」。
 
 浴槽に小さな淡水魚を飼っている温泉なのであります。

 何のために?・・・実はこの魚、浴槽に入ってきた人間の角質層をエサにしてるんです。つまり、魚が皮膚の表面をついばむんですな、クチュクチュと。
 で、その習性を利用して皮膚病の治療を行ったり、最近ではピーリングやヒーリング(この二つ、一字違いでものすごい違いですね)目的でも流行っているらしいのです。
 日本ではまだ数が少ないようですが、中国にはそういった施設がアチコチにあるみたいで、観光情報なんかにもよく出てきますよ。

 さてこの魚、一般にはドクターフィッシュと呼ばれています。もともとはトルコ原産の魚で正確には2種類いるそうですが、37度の水温で生育することができるとっても珍しい魚です。37度といえばぬるめのお風呂ですよ。ただし、トルコですからこの魚「熱帯魚」とは言わないんでしょうね。

 最初の写真は、魚を放し飼いにしている「露天風呂」。風呂と言っても直径20mくらいはありましたが。



 2番目は泳いでいる小魚たち。なかなか可愛いですよ。



 3番目はカミさんの足をついばむ小魚たち。足の裏は角質層が最も厚いので、小魚にとってはエサが豊富なところ。見る見るうちに集まってきます。



 4番目は、全身に魚が生えているといった風情の図。クチュクチュと魚が全身をついばむ刺激は慣れると結構キモチイイのですが、「くすぐったがり」の人にはたまらんかもしれません。風呂のアチコチから女の子の黄色い嬌声が聞こえてきます。



 この魚による治療は主に皮膚病に用いますが、全ての皮膚病に効果があるわけではありません。最も効果的なのは角質層にカビや雑菌などが繁殖するタイプの「白癬」「疥癬」「湿疹」などですね。これは原因物質を食べてくれますから、根本治療になり得ます。
 それから足の裏などの「皮膚角化症」には血行促進と角質除去の両方の効果が期待できますね。
 アトピーなどもタイプによっては症状が軽くなるかもしれません。ただ根本治療にはならないでしょうけど。
 あと、長期にわたる湿疹などで皮膚の新陳代謝が落ちて治りにくくなってるケースなどは、魚の口の刺激と角質層除去の作用でマクロファージが集中し皮膚の再生が速くなるような気がします。
 外傷に関しては、良い面と悪い面がありますね。

 ピーリングに関しては、ケミカルピーリングよりずっと安全性が高いでしょう。いわば「バイオ・ピーリング」。ただ、顔面の角質を食べてもらおうとするとシュノーケルが要るかな。 

 ヒーリング効果については・・・ワタクシ的には、大好きですこういうの。皮膚に対する刺激もイイですが、一生懸命食べている小さな魚たちの可愛い動きを見ていると、癒されますよ〜。

 ちなみにワタクシ、長い間シャワーだけの生活してましたから不要な「角質層」が充分たまっておりました(ハッキリ垢と言え!icon09icon08)。その甲斐あってものすごい数の魚たちが食べに来まして、ヘソの中にまで頭突っ込むヤツがいたりするんですね。
 で、コイツがなかなか気の強いヤツで、他の魚がヘソに頭突っ込むと怒るんですわ。その仕草が可愛くて可愛くて、てめぇのヘソ眺めながらニタニタしておった、アンニュイな午後のひとときでありました。

 face06あ〜極楽極楽・・・。ドラゴン・ママさんとこでも飼えばいいのにな〜・・・。  

Posted by ネコ先生 at 00:22Comments(5)趣味的時間

2007年02月20日

ニワトリの卵の果物

 さて「海南島フルーツシリーズ」、今回が最後になります。
 で、最後に相応しいフルーツは、これはぜひ日本に持って帰りたい、何としてでも人に食べさせてみたい!・・・と思ったシロモノ。それが最初の写真のフルーツです。



 特別巨大でもなく、グロテスクでもなく、華麗でもなく・・・色の薄い渋柿かなーくらいの印象で至っておとなしめのルックスですが。
 まず名前がね「鶏蛋果・ジータングゥオ」。これ「ニワトリの卵の果物」って意味です。あ、字見りゃわかりますか。

 実は前に書いた「木瓜」と同様、薬膳の食材の中に同じ「鶏蛋果」って名前があるのですが、でもそれは「パッション・フルーツ(百番果)」の別名なのでこれとは明らかに違います。ひょっとしたら魚の呼び方みたいに、果物の呼び方も地方地方で違うのかもしれませんね。

 さてその「ニワトリの卵」にナイフを入れるとご覧の通り。(2番目の写真)



 大きな種が真ん中にあってその回りが楕円形の果肉。なるほど、卵みたいだ・・・って思ったのですが、実はそれが全くの誤解だったのであります。
 名前のホントの由来は形じゃなくて、果肉の方。 
 
 3番目がその果肉と皮の部分でして、写真じゃ判り辛いかもしれませんが、この果肉まるでゆで卵の黄身のように「ホクホク」してるんです。ポロポロと崩れてこぼれます。



 そして味も確かに卵の黄身っぽい感じがしないでもない。でもどちらかっていうと「ホクホク焼き芋」とか「炊き栗」に近いかな。何しろこれを食べて最初に思い浮かんだのが「栗きんとん」でしたから、その食感は想像して頂けると思います。

 でもね、「焼き芋」とか「炊き栗」というのはいわば加熱して加工したスイーツですよね。ところがこの「鶏蛋果」、全くの生の状態ですでに「栗きんとん」化してるわけです。皮むくと即栗きんとん。どーです?食べてみたいと思いませんか?。

 スイーツの材料としても、もってこいだと思いましたね。ホクホクとして、栗のような食感で、砂糖を使わなくても甘くて、色がきれい。おまけに果肉が簡単に取り出せるから加工も楽だし。

 もう一度食べてみたいのですが、残念ながら上海には売ってないようです。日本じゃどうかなー。  

Posted by ネコ先生 at 18:00Comments(4)鯨飲馬食

2007年02月20日

波の夢の蜜?

 さて「海南島フルーツシリーズ(^^)」も佳境に入ってきました。今回は前回のパパイヤよりも更に巨大なフルーツを。



 最初の写真がそれで、直径が20cm、長さが30cmはある「アルマジロ」のような果物であります。ホテルの隣の果物屋でも一際異彩を放っておりました。
 最初見た時からものすごい気になっていたのですが、試してみるには余りに大きすぎて、もし「スカ」だったらムッチャ悔しいやろな〜と「しんびき」しておったのであります。

 が、ある日それを1/5くらいに小分けして売っているのを見つけました。これくらいなら「ダメもと」でもいっかーと早速買ってみたのであります。
 で、その切れ端が2番目の写真。それでも直径15cmの小皿からはみ出てしまいます。



 名称を紙に書いてもらうと「波夢蜜・ボーメンミー」とのこと。へ〜、波の夢の蜜ねー。えらいロマンチックな名前の割りにはグロテスクなこの果物、食べ方にはお作法があるらしく、オジサン・オバサンが2人がかりで言葉のよーわからん日本人に食べ方を教えてくれました。親切やな〜この人ら。

 で、果物の皮側を押して裏ッ返す様にすると果肉が分かれるからその中のスジは捨てて種の回りを食べろ・・と。
 ところがハイ判りましたと立ち去るワタクシ共に、突如これを手にかぶせて使えとビニール袋が手渡されたのであります。はて?これどういう意味。かぶれるのかナー。

 部屋で手順通りに食べてみました。3番目は果肉の写真ですが所々に種が見えます。この回りが美味しいということですね。



 で、4番目は裏ッ返し状態にした所。色の薄い部分が「スジ」なのでここは食べません。ナイフで皮から切り離した種回りの果肉が5番目の写真です。





 細い部分は「スジ」なのでここを剥がします・・・・という作業を、ビニール袋かぶせた手でやっていたのですが。何で袋をくれたのか、よ〜〜〜〜く判りました。というか、袋じゃなくてビニール手袋にしてくれよ。

 実はこの果肉、ものすごい粘着力があります。取ったスジを捨てようにも、袋にくっついて離れてくれません。そのうち袋がネバネバでどうしようもなくなったので、しまいにゃ手づかみ。果物と格闘してるみたいでしたね。
 ネバネバといっても果汁が多いとかではありません。むしろ果汁は殆ど出ない。もっと濃い粘着物質が果肉全体に含まれている感じです。使ったナイフについたネバネバが固まって、水で洗ったくらいでは落ちませんでしたから。

 そして味は・・・・特に甘いというわけでもなく酸っぱいというわけでもなく、バナナを薄くした様な味です。香りもバナナに近い。マンゴーの様な濃厚系の味を想像していたワタクシとしては意外な感じでありました。

 しかしこの果物、別の意味ではとても濃厚と言えます。それはその食感。結構もっちり〜としてます。が、砂糖漬けフルーツのような食感とは違う、何とも例えようがない歯ごたえ。ほほ〜と言いつつ、ワタクシ的には結構気に入りましたねこの食感。不思議に後を引きます。

 もし日本に輸入されてたら、これは一度食べてみると面白い。食べる人の姿も含めて。

 ・・・・と書いてから、も一度オジサンが書いてくれたメモを見たら、「波夢蜜」じゃなくて「草冠に波・夢の四の下のワが無い字・蜜」だった。これ「ボールゥオミー」と読んで「パイナップル蜜」の意味じゃん。  

Posted by ネコ先生 at 09:46Comments(3)鯨飲馬食

2007年02月19日

木瓜

 さてこの「海南島フルーツシリーズ」(急に命名したりして)、だんだん大型フルーツにエスカレートしていくのが必然と言えば必然(^^)。ということで、今回は大きさが直径10cm、長さ20cm以上はあるという大型果実のお話。



 1番目の写真が店頭に並んだ「それ」ですが、店のオジサンに名前を聞いたら「木瓜・ムーグゥア」と言うではあーりませんか。



 2番目の写真はオジサンが「木瓜」を切ってくれたところ。

 はて?「木瓜」ねー。と、ここまで読んで写真を見てワタクシ同様に「???」と思われた方、庭木に詳しい方か、ワタクシの同業者か・・・。

 何が「???」かって言いますと、実は「木瓜(日本語でモッカ)」というのは鎮咳・鎮痛に用いる漢方生薬として知られた名前で、それは「ボケ」という木になる実なのです。大きさも5〜6cmくらいのもの。

 だからその事を知っている庭木の好きな方や薬関係の方がもしこのブログを見ていたら、え〜そんなデカイ木瓜があるのか〜?、って事になるのであります。
 ワタクシも最初「木瓜」って名前を教えられた時にはギョッとしましたが、でもこれ明らかに「ボケの実」じゃないですね。


 
 3番目の写真が切ったところですが、まず種の形が薬に使う「木瓜」とは違っています。このまん丸で黒いのは、そう、「正露丸」・・冗談です。ホントは「百草丸」です。icon09icon08

 という訳で実は海南島の「木瓜」は日本名で「パパイヤ」なのでした。

 それにしても大きなパパイヤですね〜。日本で栽培されている野菜パパイヤがこんな形をしてますが、もう少し小振りですよね。上海でも良く見られるフルーツパパイヤは形がもっと洋ナシ型だし。

 そう言えば「大きなパパイヤ」で思い出したことが一つ。これは上海の女の子に聞いたことなのですが、パパイヤを食べると女性の胸が大きくなるんだそうです。ホントかどうかは判りません。でもその女の子は確かに・・・。



 4番目の写真は種を取って、いつでも食べられるぞ!状態の「木瓜」。よーく熟していますねこれは。たまらずカプッとかぶりつくと・・味は「マンゴー」と「メロン」の合わせ技ってところでしょうか。ジューシーで美味しいです〜。face05
この大きなのを殆ど一人で食べてしまいました。で、食べ終わって一言。

「まいう〜!」 byパパイヤ金子。  

Posted by ネコ先生 at 13:29Comments(4)鯨飲馬食

2007年02月18日

象牙のマンゴー

 「南の島」と言うとやっぱりイメージとして「椰子の木」は必需品ですよね。特にフェニックスと呼ばれる頭の方に大きな葉が集まった種類はその代表でしょう(最初の写真)。

 
 
 そしてフェニックスのもう一つの意味は「不死鳥」。これはエジプト神話に出てくる霊長のことですが、中国語ではこれに「鳳凰(ほうおう)・フォンホァン」の字を当てます。こちらは中国神話の鳥。だから椰子の木の生えた「フェニックス通り」は「鳳凰路」になります。面白いですねー、西と東の神話の鳥が海南島で一緒になっております。そう言えば手塚治虫の「火の鳥」の絵は、どことなく「鳳凰」を彷彿とさせるものでしたな。

 そんなフェニックスも「だだくさ」にあると有難味がないというか何というか・・・2番目の写真のように地元では生えている椰子の木に看板付けたり街灯付けたりしております。「不死鳥」だから大丈夫か。

 

 という前振りとは全く関係ない話でスイマセン、今回は「象牙のマンゴー」です。

 マンゴーは中国語では「芒果・マングゥオ」といい上海でもポピュラーな果物ですが、色々種類があって、最も多いのが楕円形で黄色に赤の混じった皮にオレンジ色の果肉のやつです。中国では「貴妃芒果・グイフェイマングォ」と言い、沖縄などで作られているアップルマンゴーとはまた種類が違うようです。

 ところが海南島ではこのマンゴーに加えて更に2種類のマンゴーがありました。
 まず「貴妃芒果」をそのままミニチュア化した「小貴妃芒果」。これの味は大きい方と余り変わらず、独特の少しクセのある「マンゴー味」でした。
 
 

 ところが3、4番目の写真にあるように、もう1種類のマンゴーは少し毛色が変わっていまして、黄色い皮、黄色い果肉のマンゴーです。名前が「象牙芒果・シャンヤーマングゥオ」。なぜ象牙かっていうと、形が象牙に似ているからだそうです。

 

 そしてこのマンゴーのとっても美味しいこと・・。口の中に入れるとトロッとした果肉は意外や意外マンゴー独特のクセもなく、サッパリとした素直な甘みなのであります。中国っぽくないとも言えるかな。

 オレンジ果肉のマンゴーは2個も食べると「もういいかな」と思いますが、こちらは5、6個くらいは楽にいけます。このままシャーベットにしたら美味しいだろうナー、と思いましたが、残念ながら部屋の冷蔵庫は「冷凍」ができないのでありました。  

Posted by ネコ先生 at 21:17Comments(0)鯨飲馬食

2007年02月18日

仙人の果物

 「新年快楽!・シンニェンクァイラ!」
 中国では今日が「春節」の元旦。「ブタ年」の始まりであります。「シンネンカイラク」と読むとちょっとアレですが、一応めでたい日なので「仙人」の果物の話題なんぞを。



 で、突然しなびたジャガイモみたいで、あまり美味しそうな風情ではない果物が出て参りました。この果物、名前を「仙人果・シェンレングゥオ」といいます。
 
 この枯れたイメージが仙人なのか、仙人が食べていたとされるのか、食べると仙人になれるというのか、その辺のことは定かではありませんが、ワタクシのようなジジイには相応しいので、とりあえず買って食べてみろ!と。

 さてナイフを入れると驚くほど柔らかくて、2番目の写真のようにスパッと真っ二つに切れてしまいました。



 写真3は更に半分に切って丁度一口サイズになったもの。溢れ出てはいませんが、果汁がタップリ詰まってとても熟した感じです。



 食べてみると、お〜〜美味い!。味は「干し柿」の味。とっても甘いです。でも干し柿みたいに乾燥していなくて、水分が多くてとてもジューシー。

 以前入れ歯安定剤の宣伝でリンゴをカプッとかじるのがありましたが、この果物なら入れ歯も不必要なくらい柔らかい。口に入れると舌と上あごの間で砕けてしまいます。
 
 あ、そうか!。仙人というのはジジイだから、ジジイでも食べられる果物って意味か・・・なんて一瞬思いましたが、どうなんでしょ。
 ワタクシ、歯は結構丈夫なジジイなんですが、これは「歯ごたえ」が無いけど美味しいでした。ほんと。  

Posted by ネコ先生 at 01:35Comments(3)鯨飲馬食

2007年02月18日

真珠色の「なつめ」

 今日は中国の「大晦日」(時差が1時間あるのでこちらではまだ17日です)。明日が「春節」の元旦ということで、上海でもそこら中で花火が上がって、いたる所で爆竹が鳴っています。やかましいやかましい。ワタクシは日本人なのでそんな騒ぎを横目にみて(ホントは目を皿のようにして花火見てるんですがね)、海南島のフルーツ話の続きをアップします。



 で、今回は一見すると小さな青リンゴのような果物であります。
 店のオバサン今が旬だというので、ワタクシ最初は青リンゴかと思って「苹果・ピングゥオ」かと聞いたら「不是=違う」と言う。名前を聞いたら「珍珠棗・チンジューザオ」と書いてくれました。
 え”っ「ナツメ」?。

 大きさは上海で見る「大棗=ダーザオ」より更に大きく、直径が5cm くらいのもあります。最初の写真は洗って皿に盛ったところ。よくよく見ると、確かに「へた」の辺りがナツメくさい。



 で恐る恐るかじってみると(2番目の写真)・・・あ〜味は確かに棗のような・・・。でも棗よりずっと水分が多い。加えて「梨」のような味も混じってます。

 3番目の写真はその断面。種の形状は明らかにリンゴやナシと違って「ナツメ」であります。
 


 生のナツメとナシを足したような味の「珍珠棗」、ワタクシの中ではナシ・リンゴなどのサッパリ系に分類しましたが、肉料理や濃い味の料理に付けるデザートには結構いけると思いました。
 ただ、中に何個か「スカ(この意味判るかな〜)」がありまして、ちょっとシブエグっぽいのに当たったのは残念。  

Posted by ネコ先生 at 00:53Comments(5)鯨飲馬食

2007年02月15日

けっこう赤毛だらけ



 これ、「毛丹・マオダン」とか「紅毛丹・ホンマオダン」とか呼ばれている果物です。最初見た時はその結構毛だらけ赤毛だらけの姿に「え?」と思いました。ドラゴンフルーツも相当おかしなカッコした果物ですが、コイツには負けるんじゃないでしょうか。




 2番目の写真はいくつかトレイに盛ったものですが、大きさは大体4cmくらいの卵形。こういう形状の果物というと「ライチ」を思い出すのですが、正に大当たりで中身はライチや竜眼肉にそっくり。ただライチや竜眼肉は皮が薄めで、手で簡単に剥けるのにコイツはそういう訳にはいきませんでした。




 3番目の写真で判るように皮は相当厚い。ナイフで皮を輪切りにしてカパッと開くと、ご覧のような白い果肉が現れます。味はライチや竜眼肉に少し酸味を加えたような感じでしょうか。果肉も結構厚くて弾力性があります。




 ただ問題は種の皮が剥がれて果肉にくっついてくることです。4番目の写真がそれなんですが、これを取るのが結構大変で、「次から次へと口に放り込む」という「フルーツ・フリーク至福の時」がイマイチ少なかったのが不満といえば不満かなー。  

Posted by ネコ先生 at 21:25Comments(2)鯨飲馬食

2007年02月15日

椰子の実

 海南島の「三亜・サンヤ」に行ってきました。現地はネット環境が悪かったので、今上海から久しぶりのアップであります。
 海南島へはワタクシの「骨休め」と留守を守ってくれたカミさんの「慰労」が目的だったので、2人でまったりのんびりと海に潜ったりビーチサイドでビール飲みながら本読みしたりしてました。なのであまり面白い話題がないのですが、珍しい果物を食べたのでそのご報告を。

 泊まったホテルの横に勢いのいいオバサンと控えめなオジサン夫婦がやってる果物屋があって、見たこと無い果物が並んでいたので毎日順番に試食してみる事にしました。最初の写真はその店先。



 フルーツ・フリークの皆さん、並んでいる果物の名前どのくらい判りますか?。ワタクシは「マンゴ」「バナナ」「マンゴスチン」「スイカ」「椰子」位しか判りませんでした。まだまだですね。

 ノドが渇いていたので、まず手始めは「名も知ら〜ぬ〜遠き島より」流れ着いたのではなく、その辺の道端の椰子の木にも一杯ぶら下がっている「椰子」の実を買いました。これは「食べる」というより「飲む」ですね。オバサンはその辺にゴロゴロ転がしてある椰子から適当なのを見繕って、ナタでがつっがつっと皮を削っていきます。



 2番目の写真は作業中のオバサン。中の種が見えてきたら最後にその種の頭を削ってストローを2本さしてくれたので、早速部屋に持ち帰ってトレイに載せてみました。



 3番目の写真がそれですが、トレイは長辺27cm、短辺20cm の大きさですから、この実は直径約20cm位ですかね。
 この実の皮の繊維が「亀の子タワシ」の毛になります。

 椰子の実ジュースは飲まれた方も多いと思いますが、味は微妙な甘さと青臭い酸味とが混じった淡泊なもの。でもノドが渇いた時の冷やした椰子の実ジュースは「天然ポカリスエット」という感じで美味しいですよ。  

Posted by ネコ先生 at 21:07Comments(2)鯨飲馬食

2007年02月05日

魯迅公園

 昨日は上海の冬には珍しく風が無くて、朝からぽかぽかとしたなかなか気持ちの良い天気でした。こういう日は少し散歩がしたくなります。ワタクシ上海駅方面に用事があったので出かけたついでに遠回りをして久しぶりに魯迅公園へ行ってきました。
 
 「魯迅=ろじん・ルーシー」は「阿Q正伝」「狂人日記」「藤野先生」など有名な作品も多い、日本でも知られた中国の文学者・思想家ですね。もちろん中国でもいまだに崇め尊敬されている人物であります。
 その昔中国文学といえば英傑モノぐらいしか知らなかったワタクシが初めて「阿Q正伝」「狂人日記」を読んだ時は、ちょっとしたショックを受けたものでした。また彼が最初西洋医学の道を志し東北医専(現東北大学医学部)に留学した理由は、当時の中医師つまり中国の漢方医が「騙り=かたり・嘘つき」にすぎないと悟ったからだ、という文章もとても印象に残りました。
 ところがそのワタクシが、魯迅を知ってから二十数年後に「中医学」を学びに中国へ来たのですから、世の中わかりません。

 
 最初の写真は公園内にある「魯迅記念館」。なかなか立派な建物で肉筆原稿や写真資料、デスマスク、藤野先生の写真などが展示してあります。








 








 2番目は魯迅の墓の前にある「魯迅像」で3番目はその奧にある魯迅が眠る「お墓」であります。なまんだぶ。






 


 実はこの公園の近くには、魯迅が死ぬまで住んでいた家が残っています。前回来た時は時間が無くていけなかったので、今回は行ってきました。

 地図を便りにその場所まで行くと「魯迅故居」の看板が出てるので、その路地を入って右側奧から2番目が「故居」です。







 
 4番目はその路地の写真。「故居」とはいえ所謂アパートですから、同じ棟の他の部屋にはごくごくフツーに人が住んでます。窓から洗濯物なんぞが干してあるのもなかなか味わい深いですな。








 
 5番目の写真が「魯迅故居」ですが、右の家の1階が管理室なのでそこで8元払って「票・ピャオ」を買い、「故居」のガードマンの案内で少人数ずつ見学します。
 中は撮影禁止なので写真は撮れませんでしたが、魯迅が息を引き取ったというベッドは思ったより小さくて、文学の巨人・魯迅が意外と体の小さな人であったことを物語っています。
 





 医学では中国国民は救えない、救えるのは精神の改変である・・・として文芸に身を投じた魯迅。没後70年近くたった今の中国国民の精神を、天国の魯迅はどう見ているのでしょうかね。  

Posted by ネコ先生 at 17:06Comments(2)TrackBack(0)街角看看

2007年02月03日

尻出し

 旅行に行くまで少し日数があるのでブログ更新。実はその旅行先なんですが、場所は中国の南の島、東洋のハワイと言われる・・・・「海南島」です。島と言ったって、九州ぐらいの大きさはあるんですが。
 
 ところで先日その海南島のお寺で吉本の「トミーズ健」とかが「尻出し」撮影をして「ダメ出し」くらったと、Yahooニュースで見ました。
 ワタクシはテレビを殆ど見ないので、当然芸能関係にはめっぽう弱くて、今回尻出した「トミーズ健」というのがどんな芸人なのか全く知りません。ブログの読者にはファンの方もいらっしゃるでしょうから、知らないのをお断りして敢えて言います。

 芸人にはそれぞれ「芸風」というのがあるでしょうから「尻出し」が芸かどうかという議論はしません。ただワタクシこのニュースを見て真っ先に思ったのは「恥ずかしい芸人」だなぁって事。

 「日本人として恥ずかしい」という意味ではありません。海外で生活していると恥ずかしい日本人には沢山出会いますし、何よりも日本には恥ずかしい政治家や役人が腐るほどいますからね、そんな事は気にしてられません(^^;)。
 「恥ずかしい芸人」っていう意味は、芸人として「場が読めない」の?と言うことと「勉強不足」じゃないの?ってこと。

 「当意即妙」という言葉がありますが、やはりお笑い芸人たる者、その場の状況や雰囲気を読んでこそ自分の笑いの世界に人を引っ張り込めるのではないでしょうか。言葉が通じないなんてのは理由にはなりません。
 昔「笑ってもらえるなら何でもやります!」って言って冬の最中に素っ裸で氷の中に入った芸人を見ましたが、文字通り「さぶい」芸にはとても笑えませんでした。ましてや「怒らせる」なんて。「怒らせ芸人」なのか?。

 もう一つの「勉強不足」。いくら忙しい芸人でも、ロケする場所がどんな歴史を持っているか、どんな宗教なのかくらいは、特に外国の場合は勉強しろよ、と言いたい。
 日本国内なら多少の失礼は芸人とか有名人とか言うことで許してもらえるかもしれません(そんな風潮がバカタレントやアホ政治家を作ってしまうのかもしれませんが)。でも、国外じゃそうはいかない。ましてや宗教関係は命を落とすことにもなりかねません。

 海南島というのは鑑真和上が日本への渡航を試みて5度目の失敗をして流れ着いたところ。和上はここで1年療養した後6度目の渡航で日本に渡ることができました。仏教に興味が無くても鑑真和上の座像や唐招提寺の写真くらいは見てるだろうし、日本の仏教にとってどういう人だったかぐらいは習ったはずだと思うんですがねー。
 
 その鑑真和上が滞在したのが「大雲寺」という寺で、今回「尻出し」した「南山寺」というのはこの大雲寺を模して建てられたものです。中には鑑真和上の像や空海(弘法大師が海南島とどういう関係なのかは知りませんが)の像がある、いわば海南島仏教の聖地だったのですから、そりゃ「尻出し」すりゃ怒られますよー。
 
 ま、今回の事をきっかけにして今後芸人として成長するのなら、払った授業料は本人にとっては安いものだとは思いますがね。それにしても「やらせ」や「捏造」なんて当たり前、政治家の一言で報道すら入れ替わるようなテレビなんぞは、余命を数えるようになったジジイには、やっぱり見るだけ時間の無駄ということですかな。  

Posted by ネコ先生 at 17:21Comments(0)TrackBack(0)天天的雑感

2007年02月01日

おかげさまで

 とっても個人的なことではありますが、先週、留学の最後に残された卒業論文の答弁を何とか通過して、本日無事「上海中医薬大学」を卒業致しました。

 ということで、ブログ上ではありますが、まずは長い間店を守って支えてくれた当社の社員の皆さんにお礼を言いたい。本当にありがとうございました。
 それから勿論カミさんにも、ありがとう。
 あと、オヤジとお袋、カミさんのお母さん、それから色々と支えてくれた友人達、関係各方面の皆様、ありがとうございました。

 ホントに卒業したのか〜?。と言われると困るので、一応証拠の写真を。



 あとはこの成果をどうやったら日本で役立てることができるか、ですかね。なにしろ、漢方に関しても日中の差は大きく、また法律に関しても日本は相当ヤヤコシイですから、日本でできることは限られてきますからね。



 ま、その辺のことは後でゆっくり考えるとして、とりあえずワタクシは日本へ帰る前にちょっと骨休め。中国の南の島へ旅行に行ってきます。ネット事情が許せば、また現地からアップしますので、お楽しみに。   

Posted by ネコ先生 at 17:28Comments(6)TrackBack(0)中医学・漢方

2007年02月01日

かちこんだよな

 いつも通る道でどーしても気になってしまう「お地蔵さん」であります。

 
 
 すいません、もちろんお地蔵さんってことはなくて、現役の消火栓です。でも何となく、こう・・・飛騨弁で言うと「かちこんだよな」とでもいーましょうか(できればmfで「か」にアクセントを付けて「ちこんだよな」といって頂くとなお一層うれしい)。ちょっとお賽銭でも置いていきたくなるフンイキの小さな消火栓なのであります。

 それにしても、どうしてこんなに「かちこんだ」状況にしちゃうんでしょうかねー。しかも歩道のど真ん中に。
 実はこことそんなに離れていない場所にいくつも消火栓があるのですが、とにかく全部高さがバラバラ。むしろワザとしてるんじゃねーの、と思うくらいに。
 一応正しい高さというのは2番目の写真だとは思うのですが。
 
 
 

 3番目のはちょっと「やんだして」ますかな。
 という、いやはや何ともの上海消火栓事情であります。たぶん日本だったら、地上何十センチなんて規格があるんでしょうが、中国人に言わせると「何でそんなこと決めるあるか?水出ればいーあるね」ってとこなんででしょうね。

 そんな風なので、こちらでは歩道の真ん中に突然マンホールが40cmくらい隆起していたり、歩道の途中に建物が現れてぶつっと切れてしまい、その建物の後ろからまた平然と歩道が続く、なんてシュールな街角がよくあります。
 でもこれが逆に、路上観察学会のトマソン現象(これ知ってる人、そーとー・・・)大好き人間のワタクシにはたまらない中国の魅力なのでもありますが。

 ってな訳で、「ちこんだよーな消火栓」。上海市内には結構沢山あるようですから、観光に飽きたら、こういうの捜してみるのはどうでせう。ちなみに、消火栓ばかり写真に撮っていたら、ものすごいレトロな消火栓を見つけました。もう使われてはいないみたいですが、最後の写真のは外灘の有名なクラシックホテル「和平飯店」の横にあります。もし行かれた方、暇だったら捜してみて下さい。
 
   

Posted by ネコ先生 at 01:42Comments(4)TrackBack(0)街角看看