2006年12月29日
なつめ
最近では以前ほど見かけなくなってきましたが、てんびん棒から下げたカゴに季節の果物をいっぱい載せて街を売り歩く果物売りの姿は、上海でもとてもポピュラーな存在です。近郊の農民がバスや電車、地下鉄などを利用して街に売りに来るのです。夏のある日に地下鉄でそういうお爺さんと乗り合わせたことがありましたが、てんびん棒が乗っかるあたりの肩が変色していました。大変な重さなんですね。
そのてんびん棒は割った竹で作られていて、竹の外側(皮の側)を下に、内側を上にして持つんですが、竹の繊維特性をうま〜く利用して重量を支えています。さすが竹の国ですな。何しろつい最近まで高層ビルの建築足場すら竹で作られていたくらいのお国ですから、竹の使い方にはタケています。(ちょっとサブい?)

1枚目の写真は、そんな果物売りのカゴ一杯に入った「なつめ」です。飛騨の人には「祭りのごっつぉ」でお馴染みですね。漢字では「棗」、中国語では「ザオ」と発音します。日本の棗と違うところは、中国のはとても大型だということ。ピンポン球くらいのにお目にかかることもあります。なので呼び方も一般には「大棗・ダーザオ」といいます。
ところでワタクシ今までに、飛騨以外で「棗」を料理して食べる地方の日本人に会ったことがありません。どなたか日本でそういう習慣がある場所をご存知でしたら教えて頂けませんか?。
何故かというと、その料理方法が伝わってきた経路を知りたいからなのです。もちろんそのルーツは中国。中国ではン千年前から棗を料理して食べる一方、漢方薬としても使ってきました。現在でも生姜、甘草と並んで最もポピュラーな漢方生薬なのです。食材・漢方生薬の両方に使えるということは、大棗はまた「薬膳料理」の重要な食材でもあります。実際ワタクシの卒論テーマ「薬膳粥」のレシピにも「大棗」を使ったものがとても沢山あります。
また、加工した棗はお菓子としてもよく食べられていて、「紅棗・ホンザオ」などと呼ばれています。上品な甘さで、お茶請けにgood。これは日本でも手に入ります。当店でも確か扱っていたような・・。

2枚目の写真は(食べかけの写真でスイマセン)そういった薬膳料理の一つで、大棗の中に餅米を詰めて作った中華料理です。
大棗の効能は中医学の用語で言うと「補脾和胃」「益気生津」「調営衛」。漢文の授業みたいでちょっとチンプンカンプンですね。日本語に翻訳すると、消化機能を助け「気」の巡りを良くし、潤いを保ち、免疫機能を高めるという意味です。
大きさが違っても同じ「棗」。飛騨産にも同じような薬効はあるんじゃないでしょうかね。来年の秋には飛驒産「棗」を使った薬膳料理でも作ってもみましょうか。
そのてんびん棒は割った竹で作られていて、竹の外側(皮の側)を下に、内側を上にして持つんですが、竹の繊維特性をうま〜く利用して重量を支えています。さすが竹の国ですな。何しろつい最近まで高層ビルの建築足場すら竹で作られていたくらいのお国ですから、竹の使い方にはタケています。(ちょっとサブい?)

1枚目の写真は、そんな果物売りのカゴ一杯に入った「なつめ」です。飛騨の人には「祭りのごっつぉ」でお馴染みですね。漢字では「棗」、中国語では「ザオ」と発音します。日本の棗と違うところは、中国のはとても大型だということ。ピンポン球くらいのにお目にかかることもあります。なので呼び方も一般には「大棗・ダーザオ」といいます。
ところでワタクシ今までに、飛騨以外で「棗」を料理して食べる地方の日本人に会ったことがありません。どなたか日本でそういう習慣がある場所をご存知でしたら教えて頂けませんか?。
何故かというと、その料理方法が伝わってきた経路を知りたいからなのです。もちろんそのルーツは中国。中国ではン千年前から棗を料理して食べる一方、漢方薬としても使ってきました。現在でも生姜、甘草と並んで最もポピュラーな漢方生薬なのです。食材・漢方生薬の両方に使えるということは、大棗はまた「薬膳料理」の重要な食材でもあります。実際ワタクシの卒論テーマ「薬膳粥」のレシピにも「大棗」を使ったものがとても沢山あります。
また、加工した棗はお菓子としてもよく食べられていて、「紅棗・ホンザオ」などと呼ばれています。上品な甘さで、お茶請けにgood。これは日本でも手に入ります。当店でも確か扱っていたような・・。

2枚目の写真は(食べかけの写真でスイマセン)そういった薬膳料理の一つで、大棗の中に餅米を詰めて作った中華料理です。
大棗の効能は中医学の用語で言うと「補脾和胃」「益気生津」「調営衛」。漢文の授業みたいでちょっとチンプンカンプンですね。日本語に翻訳すると、消化機能を助け「気」の巡りを良くし、潤いを保ち、免疫機能を高めるという意味です。
大きさが違っても同じ「棗」。飛騨産にも同じような薬効はあるんじゃないでしょうかね。来年の秋には飛驒産「棗」を使った薬膳料理でも作ってもみましょうか。
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犬も食べる中国の食文化とは・・【アジア発!】at 2007年03月27日 15:56
この記事へのコメント
うちのなつめ この大きさです!
みんなが 種くれ~ともって行きます。
よその倍はありますよ。
が、しかし 今年は鳥につつかれ全滅・・・・・
わずかに残っていたなつめも 鳥さんへ寄付しました。
みんなが 種くれ~ともって行きます。
よその倍はありますよ。
が、しかし 今年は鳥につつかれ全滅・・・・・
わずかに残っていたなつめも 鳥さんへ寄付しました。
Posted by at 2006年12月29日 16:21
>おお、それはすごい!。日本にも「大棗」が有るんですね!。
昔リンゴ農家の人に聞いたのですが、木に実ったリンゴの中で一番美味しいのは、何と鳥が突っついた奴だそうです。彼らは美味しい実を本能的に見分けるそうですよ。
来年はぜひ鳥に寄付する分以外に、ワタクシにも寄付をお願いします。
昔リンゴ農家の人に聞いたのですが、木に実ったリンゴの中で一番美味しいのは、何と鳥が突っついた奴だそうです。彼らは美味しい実を本能的に見分けるそうですよ。
来年はぜひ鳥に寄付する分以外に、ワタクシにも寄付をお願いします。
Posted by ネコ先生 at 2006年12月29日 21:39
棗大好きです♪
飛騨以外で食べるところあるのでしょうかねぇ?
子供の頃長野に住んでいましたが、たぶん長野には(近いのに)なかったと思いますよ~
中国楽しそうですね~♪
飛騨以外で食べるところあるのでしょうかねぇ?
子供の頃長野に住んでいましたが、たぶん長野には(近いのに)なかったと思いますよ~
中国楽しそうですね~♪
Posted by あゆ~ら at 2006年12月30日 22:42
>あゆ~ら さんお早う。というかまだ夜中ですが(^^;)。
中国に近いからと思って、福岡の人にも聞いたんですが「そんなモン食わんとよ〜」って言われてしまいました。長野県だと伊那の辺が中国っぽい食文化かもしれません。蜂とか蚕とかの虫類平気で食べちゃいますモンね。中国ではサソリや蚕、土鱉虫(どべっちゅう)なんて虫類を串刺しにして焼いて食べます。ワタクシも食べましたが、ちょっと写真じゃ見せられないですねー。味はけっこう美味しい。
中国に近いからと思って、福岡の人にも聞いたんですが「そんなモン食わんとよ〜」って言われてしまいました。長野県だと伊那の辺が中国っぽい食文化かもしれません。蜂とか蚕とかの虫類平気で食べちゃいますモンね。中国ではサソリや蚕、土鱉虫(どべっちゅう)なんて虫類を串刺しにして焼いて食べます。ワタクシも食べましたが、ちょっと写真じゃ見せられないですねー。味はけっこう美味しい。
Posted by ネコ先生 at 2006年12月31日 03:22





