2007年01月27日
中国的ワイン
けっこう渋めのワタクシ好みの赤ワイン。中国語で「紅色的葡萄酒・ホンサーダプータオジュー」と言いますが、方や「グレートウォール=長城」シャトー、そなた「張裕」シャトーの産なるモノがこれでございます。って言っても、皆さん聞いたこと無いですよね。中国じゃ結構一流ワインのブランドなんですがね。

ちょっと不思議でしょ?どーして中国にワインなんかあるのかって。マオタイとか紹興酒の国に、どーしてワインなの?。似合わないナーって思ってませんか、あなた。
でも2枚目の写真でズラッと並んでいるのは、全部正真正銘の中国産ワインです。ホントはもっと沢山並んでるですが、バックしたら後ろの棚につかえて写真に入りきらなかった。

昔日本のメーカーがやったように、ヨーロッパからバルクで輸入してブレンドしてんじゃないの?・・・何て疑ってもみたんですが、どうもそうではないらしい。何故か?。中国の方が人件費が安いからであります。
葡萄を栽培して、手でもぎ取って収穫して、ゴミを取って実をバラして・・・なんて事、人件費のかかる国じゃなかなかできないですよ。ちなみに中国じゃ日本式のラーメンの方が中国式の手延べラーメンより高い。何故か?。機械で打つ日本式だと、機械のコストの方がかかるから。
と言うわけで、手作り部分の多い中国産ワイン、ムチャクチャ種類があります。しかも結構いけます。ヨーロッパのほど個性は強くないけれど、テーブルワインと考えりゃ充分美味しい中国産ワイン。最初の写真のワイン、1本=720mlが約400円と600円という値段だ、2枚目の写真には18.8元(約300円)なんてのもあるよさーお立ち会い!って、たたき売りしてる場合じゃないねー。
もちろん高いワインは高い!、1本100元とかしちゃいます。と言っても日本円で1600円ちょっと。そー考えるとビックリするほどじゃないけど、何しろ中国で100元以上の値段の品物買うのはものすごい勇気が要るんですよ。だからワインもせいぜい60元くらいまでかな。ゼータクして。
中国のワイン、その技術のルーツは東欧にあるらしいです。知ったかぶりするヤツが、「う〜んチェコのワインの味がする」なんて言ってましたが、同じ共産圏だから技術指導を仰いだのでしょうね、痩せた土地になる葡萄で産業を興そうとして。
川のほとりの丘陵地帯で、温度差があって川の照り返しの強い土地。どこかライン川沿いに似ているんでしょうか、良い葡萄酒の産地は河北省とかが多いみたいです。
しかも中国国家の国策なのかメーカーの意向なのか中国人がワイン好きなのか、どこのスーパー行っても(ホントに汚いスーパーでも)、ワインの棚って大きく取ってあるんですよ。だからつい買っちゃいます。
でも問題は、ワインは結構立派なの作ってるのに、中国には国産の美味しいチーズがない!。牛乳やヨーグルトはちゃんとあるのにね〜。店で売っているチーズはほとんど輸入品。だから、ムチャクチャ値段が高くて、チーズ1個買う値段でワインが3本くらい買えてしまいます。
ワインの技術は上手く取り入れたのに、チーズの技術は入れるの忘れちゃったんだねー毛沢東のおっちゃんは。もしかしたらナポレオンと違って、チーズの臭いが嫌いだったんだろーか。

ちょっと不思議でしょ?どーして中国にワインなんかあるのかって。マオタイとか紹興酒の国に、どーしてワインなの?。似合わないナーって思ってませんか、あなた。
でも2枚目の写真でズラッと並んでいるのは、全部正真正銘の中国産ワインです。ホントはもっと沢山並んでるですが、バックしたら後ろの棚につかえて写真に入りきらなかった。

昔日本のメーカーがやったように、ヨーロッパからバルクで輸入してブレンドしてんじゃないの?・・・何て疑ってもみたんですが、どうもそうではないらしい。何故か?。中国の方が人件費が安いからであります。
葡萄を栽培して、手でもぎ取って収穫して、ゴミを取って実をバラして・・・なんて事、人件費のかかる国じゃなかなかできないですよ。ちなみに中国じゃ日本式のラーメンの方が中国式の手延べラーメンより高い。何故か?。機械で打つ日本式だと、機械のコストの方がかかるから。
と言うわけで、手作り部分の多い中国産ワイン、ムチャクチャ種類があります。しかも結構いけます。ヨーロッパのほど個性は強くないけれど、テーブルワインと考えりゃ充分美味しい中国産ワイン。最初の写真のワイン、1本=720mlが約400円と600円という値段だ、2枚目の写真には18.8元(約300円)なんてのもあるよさーお立ち会い!って、たたき売りしてる場合じゃないねー。
もちろん高いワインは高い!、1本100元とかしちゃいます。と言っても日本円で1600円ちょっと。そー考えるとビックリするほどじゃないけど、何しろ中国で100元以上の値段の品物買うのはものすごい勇気が要るんですよ。だからワインもせいぜい60元くらいまでかな。ゼータクして。
中国のワイン、その技術のルーツは東欧にあるらしいです。知ったかぶりするヤツが、「う〜んチェコのワインの味がする」なんて言ってましたが、同じ共産圏だから技術指導を仰いだのでしょうね、痩せた土地になる葡萄で産業を興そうとして。
川のほとりの丘陵地帯で、温度差があって川の照り返しの強い土地。どこかライン川沿いに似ているんでしょうか、良い葡萄酒の産地は河北省とかが多いみたいです。
しかも中国国家の国策なのかメーカーの意向なのか中国人がワイン好きなのか、どこのスーパー行っても(ホントに汚いスーパーでも)、ワインの棚って大きく取ってあるんですよ。だからつい買っちゃいます。
でも問題は、ワインは結構立派なの作ってるのに、中国には国産の美味しいチーズがない!。牛乳やヨーグルトはちゃんとあるのにね〜。店で売っているチーズはほとんど輸入品。だから、ムチャクチャ値段が高くて、チーズ1個買う値段でワインが3本くらい買えてしまいます。
ワインの技術は上手く取り入れたのに、チーズの技術は入れるの忘れちゃったんだねー毛沢東のおっちゃんは。もしかしたらナポレオンと違って、チーズの臭いが嫌いだったんだろーか。
中国のCina さんから、以下のようなコメントを頂きました。
「中国のワイン製造技術は東欧から導入されたのではなくて、清の時代に写真に出ているZHANG YU(張裕)がワインの製造技師をヨーロッパから招いて、山東省の煙台でワインメーカーを立ち上げたのが始まりだったと言われます。」
なるほど、清代だったら共産主義は関係ないですね。さっそく「知ったかぶり君」にも教えてあげました。
「中国のワイン製造技術は東欧から導入されたのではなくて、清の時代に写真に出ているZHANG YU(張裕)がワインの製造技師をヨーロッパから招いて、山東省の煙台でワインメーカーを立ち上げたのが始まりだったと言われます。」
なるほど、清代だったら共産主義は関係ないですね。さっそく「知ったかぶり君」にも教えてあげました。
Posted by ネコ先生 at 22:34│Comments(10)
│鯨飲馬食
この記事へのコメント
中国でワイン!!
驚きです!
名前をわすれてしまったのですが、中国のお酒で
ワインを甘くしてキンモクセイの香りをつけたものがありますよね?
日本で売ってあるものは輸入したワインを加工したものだろうと
思ってましたが、中国のものはやっぱり中国産ワインを加工してあるのでしょうか?
そういや杏露酒って中国でもちゃんとあるものなんでしょうか?
なんだか、日本で勝手に作ったものってイメージが・・・
どっちも美味しいから別にいいんですけどね(笑)
炭酸割りにして飲むのが大好きです!!!
驚きです!
名前をわすれてしまったのですが、中国のお酒で
ワインを甘くしてキンモクセイの香りをつけたものがありますよね?
日本で売ってあるものは輸入したワインを加工したものだろうと
思ってましたが、中国のものはやっぱり中国産ワインを加工してあるのでしょうか?
そういや杏露酒って中国でもちゃんとあるものなんでしょうか?
なんだか、日本で勝手に作ったものってイメージが・・・
どっちも美味しいから別にいいんですけどね(笑)
炭酸割りにして飲むのが大好きです!!!
Posted by ふらわーず at 2007年01月28日 17:52
なるほどぉ~!
とにかく、人件費っって馬鹿になりませんもんね・・・。
家具なんかでも、人件費の安い国で組み立てて、製品を船で運んだ方が、安い材料の部品を日本で組み立てるより安いと聞くと、人件費って?!って思っちゃいます・・・。
ワイン、私も甘くないのが好きなので、試してみたいです♪
とにかく、人件費っって馬鹿になりませんもんね・・・。
家具なんかでも、人件費の安い国で組み立てて、製品を船で運んだ方が、安い材料の部品を日本で組み立てるより安いと聞くと、人件費って?!って思っちゃいます・・・。
ワイン、私も甘くないのが好きなので、試してみたいです♪
Posted by ドリカム at 2007年01月29日 10:01
>ふらわーず さん「杏露酒」は今度捜してみますね。「杏露」ってのは漢方ではアンズの種=「杏仁」のエキスの事で、薬用にする場合は咳止めなんかに使います。でも食用にするのは大抵「甜杏仁」といって、これ実は「アーモンド」の事なんですよ。
>ドリカム さん、ほんと、商売やってると人件費の大きさに驚いちゃいますよね。お酒に関して言うと、中国では人件費の安さもさることながら、酒税が安い(というよりそういうカテゴリーの税金がないのかな)という事もあり、特にビールがめっちゃ安いんです。上海のシェアトップのビールは何と「サントリー」ですが、大瓶1本日本円で48円。日本に帰りたくない。
>ドリカム さん、ほんと、商売やってると人件費の大きさに驚いちゃいますよね。お酒に関して言うと、中国では人件費の安さもさることながら、酒税が安い(というよりそういうカテゴリーの税金がないのかな)という事もあり、特にビールがめっちゃ安いんです。上海のシェアトップのビールは何と「サントリー」ですが、大瓶1本日本円で48円。日本に帰りたくない。
Posted by ネコ先生 at 2007年01月29日 22:37
安い!!!
たっぷり飲みたい!!!!
4月に4泊5日の中国旅行の話が出たんですが、子供達のディズニーランドと言う意見に負けてしまいました・・・・。残念・・・・。
いつか行きたいので、ココで予習しておきます!
たっぷり飲みたい!!!!
4月に4泊5日の中国旅行の話が出たんですが、子供達のディズニーランドと言う意見に負けてしまいました・・・・。残念・・・・。
いつか行きたいので、ココで予習しておきます!
Posted by ドリカム at 2007年01月29日 23:07
1996年ものが600円ですか。本当に安いですね。
ヨーロッパではブドウの当たり年がありますが、中国でもあるんでしょうかね。
ヨーロッパではブドウの当たり年がありますが、中国でもあるんでしょうかね。
Posted by ヨーロピアンスタイル at 2007年01月30日 16:29
>ヨーロピアンスタイルさん、今晩は。出来不出来はあるみたいです。セールスの小姐が、この年のは美味しい!とかって高いの薦めますから。ただ、ヨーロッパとは年が少しずれてるようです。
酒が安いのは嬉しいんですが、ある意味不健康でもあります。
酒が安いのは嬉しいんですが、ある意味不健康でもあります。
Posted by ネコ先生 at 2007年01月31日 00:35
初めまして。中国のCinaです。
勝手に割り込ませて失礼ですが、ワインのことについて一言。
中国のワイン製造技術は東欧から導入されたのではなくて、清の時代に写真に出ているZHANG YU(張裕)がワインの製造技師をヨーロッパから招いて、山東省の煙台でワインメーカーを立ち上げたのが始まりだったと言われます。煙台市内にはワイン博物館があり、その試行錯誤の歴史や清の時代から使われてきた樽などが展示されているのです。
どうかご参考に。
勝手に割り込ませて失礼ですが、ワインのことについて一言。
中国のワイン製造技術は東欧から導入されたのではなくて、清の時代に写真に出ているZHANG YU(張裕)がワインの製造技師をヨーロッパから招いて、山東省の煙台でワインメーカーを立ち上げたのが始まりだったと言われます。煙台市内にはワイン博物館があり、その試行錯誤の歴史や清の時代から使われてきた樽などが展示されているのです。
どうかご参考に。
Posted by Cina at 2007年03月03日 15:28
>Cinaさん、情報ありがとうございます。そうだったんですか。やっぱりワタクシの連れは「知ったかぶり」だったんですね(^^;)。
Posted by ネコ先生 at 2007年03月04日 13:42
ニーハウ、ネコ先生。どういたしまして。私も最初張裕ワインについてほとんど何も知らなかったのですが、去年9月に山東省へ行った時に、日本の経済史の先生に勧められて(清の時代に、独自の力でこれだけのワイン工場を立ち上げたのはたいしたものだとおっしゃって)、そのワイン博物館を見学したのです。
博物館の説明によると、張裕の創始者張(弓百弓)士と言う人は広東省出身の人で、若いころに南洋(東南アジアのこと)へ下り、さまざまな事業をおこして立派な企業家になったのですが、清政府の投資誘致で、山東省で事業を展開することになり、ワイン工場を立ち上げたのだそうです。
最初に契約した技師はイギリスの人で、山東省へ向かう途中、歯痛に悩まされて、抜歯手術の感染でなくなってしまいました。二番目に契約した技師はオランダの人で、インチキでした。三番目の技師はオーストリアの男爵で、領事を務めていた人で、趣味でワイン醸造技術を研究していたのです。この人でやっと初歩的成功に至ったのだそうです。
中国のネットでも昔の写真や関係情報が見つかります。
創始者の写真(清の格好です):
http://www.vw1976.cn/Web/show.aspx?ID=3490
博物館の写真:
http://www.newssc.net/gb/Newssc/zt/zgwl/ytx/userobject1ai340782.html
さらに沢山の写真:
http://travelguide.sunnychina.com/travel_image/8258/34139/1
ちなみに、張裕の赤霞珠1998というワインは、北京のカルフールあたりで28元位で販売されているのですが、コストパフォーマンスの良いワインだと思います。
どうぞご参考に。再見。
博物館の説明によると、張裕の創始者張(弓百弓)士と言う人は広東省出身の人で、若いころに南洋(東南アジアのこと)へ下り、さまざまな事業をおこして立派な企業家になったのですが、清政府の投資誘致で、山東省で事業を展開することになり、ワイン工場を立ち上げたのだそうです。
最初に契約した技師はイギリスの人で、山東省へ向かう途中、歯痛に悩まされて、抜歯手術の感染でなくなってしまいました。二番目に契約した技師はオランダの人で、インチキでした。三番目の技師はオーストリアの男爵で、領事を務めていた人で、趣味でワイン醸造技術を研究していたのです。この人でやっと初歩的成功に至ったのだそうです。
中国のネットでも昔の写真や関係情報が見つかります。
創始者の写真(清の格好です):
http://www.vw1976.cn/Web/show.aspx?ID=3490
博物館の写真:
http://www.newssc.net/gb/Newssc/zt/zgwl/ytx/userobject1ai340782.html
さらに沢山の写真:
http://travelguide.sunnychina.com/travel_image/8258/34139/1
ちなみに、張裕の赤霞珠1998というワインは、北京のカルフールあたりで28元位で販売されているのですが、コストパフォーマンスの良いワインだと思います。
どうぞご参考に。再見。
Posted by Cina at 2007年03月05日 18:01
> Cinaさん、詳しいURLをありがとうございました。ワタクシも最初は北京で中国産ワインを飲んだのですが、本当にコストパフォーマンスが高かった!(ワタクシ酒飲みなので、沢山飲めるのが嬉しいのです)。
また色々情報をお聞かせ下さい。再見!。
また色々情報をお聞かせ下さい。再見!。
Posted by ネコ先生 at 2007年03月06日 01:11





