2007年02月05日

魯迅公園

 昨日は上海の冬には珍しく風が無くて、朝からぽかぽかとしたなかなか気持ちの良い天気でした。こういう日は少し散歩がしたくなります。ワタクシ上海駅方面に用事があったので出かけたついでに遠回りをして久しぶりに魯迅公園へ行ってきました。
 
 「魯迅=ろじん・ルーシー」は「阿Q正伝」「狂人日記」「藤野先生」など有名な作品も多い、日本でも知られた中国の文学者・思想家ですね。もちろん中国でもいまだに崇め尊敬されている人物であります。
 その昔中国文学といえば英傑モノぐらいしか知らなかったワタクシが初めて「阿Q正伝」「狂人日記」を読んだ時は、ちょっとしたショックを受けたものでした。また彼が最初西洋医学の道を志し東北医専(現東北大学医学部)に留学した理由は、当時の中医師つまり中国の漢方医が「騙り=かたり・嘘つき」にすぎないと悟ったからだ、という文章もとても印象に残りました。
 ところがそのワタクシが、魯迅を知ってから二十数年後に「中医学」を学びに中国へ来たのですから、世の中わかりません。

 
 最初の写真は公園内にある「魯迅記念館」。なかなか立派な建物で肉筆原稿や写真資料、デスマスク、藤野先生の写真などが展示してあります。








 








 2番目は魯迅の墓の前にある「魯迅像」で3番目はその奧にある魯迅が眠る「お墓」であります。なまんだぶ。






 


 実はこの公園の近くには、魯迅が死ぬまで住んでいた家が残っています。前回来た時は時間が無くていけなかったので、今回は行ってきました。

 地図を便りにその場所まで行くと「魯迅故居」の看板が出てるので、その路地を入って右側奧から2番目が「故居」です。







 
 4番目はその路地の写真。「故居」とはいえ所謂アパートですから、同じ棟の他の部屋にはごくごくフツーに人が住んでます。窓から洗濯物なんぞが干してあるのもなかなか味わい深いですな。








 
 5番目の写真が「魯迅故居」ですが、右の家の1階が管理室なのでそこで8元払って「票・ピャオ」を買い、「故居」のガードマンの案内で少人数ずつ見学します。
 中は撮影禁止なので写真は撮れませんでしたが、魯迅が息を引き取ったというベッドは思ったより小さくて、文学の巨人・魯迅が意外と体の小さな人であったことを物語っています。
 





 医学では中国国民は救えない、救えるのは精神の改変である・・・として文芸に身を投じた魯迅。没後70年近くたった今の中国国民の精神を、天国の魯迅はどう見ているのでしょうかね。


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この記事へのコメント
ねこ先生っ!!
偶然、発見してしまいました。
お元気ですかぁぁぁぁぁぁぁっ!!
でぇちゃんも私も元気ですょ。
はよこと飛騨に帰ってきてな~(^0^)/
Posted by さとこっこ at 2007年02月09日 22:19
おぉぉぉぉぉ〜、ちみ達も元気だったかぁぁぁぁーーー。
もーすぐけーるぞぉぉぉぉぉぉ!!!。
Posted by ネコ先生 at 2007年02月15日 21:30