2007年02月22日
火の鍋
中国を去る前に、どうしても皆さんに紹介したい、ワタクシが大好きな中華料理を一つアップします。それは金属製の鍋を使った料理で、「火鍋・フゥオグゥオ」と言います。日本でいうところの「寄せ鍋」とか「しゃぶしゃぶ」ですね。
余談ですが、中華料理にも日本の「土鍋」のような鍋を使う料理があって、そちらの方は「砂鍋」料理と言います。「土」じゃなくて「砂」という所が面白いですね。
「火鍋」には、中国では私の知る限り3タイプの鍋を使っているようです。
1タイプ目は浅くて広い底がやや丸い鉄かステンレスの鍋。この中にお客の好みのスープを入れるのですが、店独特の香辛料や漢方生薬が入る場合が多いようです。
2タイプ目が同じく浅くて広い底がやや丸いステンレス鍋の内側に「仕切り」が付いていて、2種類の汁が入れられるようになっているもの。
これは主に「重慶火鍋」と呼ばれる鍋料理に使われるもので、仕切の片側に「辛い汁」が、もう一方に「辛くない汁」が入っています。中国ではこの汁の代わりに、「油」を使う店もあります。
日本にある「火鍋」料理屋さんが使っているのは主にこの鍋なので、日本では「火鍋」と言うと一般に「重慶火鍋」のことを指すみたいですね。
で、3タイプ目の鍋が今回紹介する鍋で、最初の写真の鍋です。これは北京や新疆ウイグル地区など北方地方の火鍋屋で使われる、最も伝統的な形の鍋であります。

この鍋の特徴は大抵銅で作られていて、真ん中の煙突みたいな部分に「炭」が入ること。つまり、他の鍋みたいに下から熱するんじゃなくて横から熱するタイプなのであります。
おまけに2番目の写真のように鍋の部分が2段になったタイプなんてのもあって、しかもこれ1個あればコンロは不要。
ね、これ、野外で使ってみたいと思いません?。ド・ピーカンの雪原で車座になってみんなでこの鍋突っつくんすよー。横にパオがあったら、まるでモンゴル気分。

今回は荷物が多くて無理ですが、今度中国に来たら1個買って日本に持ち帰ろうか、なんて思ってます。
さて「火鍋」に使う食材は多種多様ですが、中国ではたいていメイン食材は「羊肉」になります。
でも実はワタクシ、羊肉というとジンギスカンかフランス料理の子羊くらいしか食べたことが無くて、それでその「臭み」が気になって「積極的に食べたい食材」ではなかったのですね。
ところが、こちら中国に来て一変にその概念が変わってしまいました。羊の種類が違うのか、香辛料の使い方が違うのか、とにかく「臭み」がほとんど無い。
特に「羊肉串・ヤンロウチュアン」に使われる独特の香辛料をワタクシ「マジックスパイス」と呼んでおりますが、これは本当に羊肉を美味しくしてくれます。羊肉を食べられなかったウチのカミさんでさえ「美味い!」と言って食べたのですからねー。
3番目の写真はその「羊肉串」。こいつがありゃビールがどんっっだけでも飲めるんですわ。

「火鍋」の食べ方は基本的に「しゃぶしゃぶ」と同じ。4番目の写真は羊肉ですが、こういう風に薄くスライスしたのや、生肉をスライスしたのがありますから、それを鍋のスープに入れ煮えたら5番目の写真のタレに付けて食べる。


このタレは「醤・ジャン」と「花生・ホアシャン=ピーナッツ」の磨りつぶしたものを混ぜてあります。好みで「香菜・シャンツァイ」「辣椒・ラージァオ」を入れますが、ワタクシは「香菜」が大好きなので山ほど入れます。
後はキノコだ白菜だほうれん草だ湯葉だ凍み豆腐だ三つ葉だニラだツミレだ餅だ・・・と、じゃんじゃん入れてどんどん食べてがんがん飲む。
あ〜至福の時・・・・。
羊肉はまた薬膳の食材でもあります。漢方の古い書物に「当帰羊肉湯」というスープ状の処方が出てきますが、効能は「温煦」つまり体を温めること。冬の寒い夜に「羊肉火鍋」を食べると、本当に体がポカポカしてきます。
今年の飛騨は暖冬だそうですが、来年は判りません。ひょっとしたらで〜れぇ〜さびぃかもしれません。
というわけで、それまでに美味しい「羊肉火鍋」の作り方、研究しておきま〜す。
余談ですが、中華料理にも日本の「土鍋」のような鍋を使う料理があって、そちらの方は「砂鍋」料理と言います。「土」じゃなくて「砂」という所が面白いですね。
「火鍋」には、中国では私の知る限り3タイプの鍋を使っているようです。
1タイプ目は浅くて広い底がやや丸い鉄かステンレスの鍋。この中にお客の好みのスープを入れるのですが、店独特の香辛料や漢方生薬が入る場合が多いようです。
2タイプ目が同じく浅くて広い底がやや丸いステンレス鍋の内側に「仕切り」が付いていて、2種類の汁が入れられるようになっているもの。
これは主に「重慶火鍋」と呼ばれる鍋料理に使われるもので、仕切の片側に「辛い汁」が、もう一方に「辛くない汁」が入っています。中国ではこの汁の代わりに、「油」を使う店もあります。
日本にある「火鍋」料理屋さんが使っているのは主にこの鍋なので、日本では「火鍋」と言うと一般に「重慶火鍋」のことを指すみたいですね。
で、3タイプ目の鍋が今回紹介する鍋で、最初の写真の鍋です。これは北京や新疆ウイグル地区など北方地方の火鍋屋で使われる、最も伝統的な形の鍋であります。

この鍋の特徴は大抵銅で作られていて、真ん中の煙突みたいな部分に「炭」が入ること。つまり、他の鍋みたいに下から熱するんじゃなくて横から熱するタイプなのであります。
おまけに2番目の写真のように鍋の部分が2段になったタイプなんてのもあって、しかもこれ1個あればコンロは不要。
ね、これ、野外で使ってみたいと思いません?。ド・ピーカンの雪原で車座になってみんなでこの鍋突っつくんすよー。横にパオがあったら、まるでモンゴル気分。

今回は荷物が多くて無理ですが、今度中国に来たら1個買って日本に持ち帰ろうか、なんて思ってます。
さて「火鍋」に使う食材は多種多様ですが、中国ではたいていメイン食材は「羊肉」になります。
でも実はワタクシ、羊肉というとジンギスカンかフランス料理の子羊くらいしか食べたことが無くて、それでその「臭み」が気になって「積極的に食べたい食材」ではなかったのですね。
ところが、こちら中国に来て一変にその概念が変わってしまいました。羊の種類が違うのか、香辛料の使い方が違うのか、とにかく「臭み」がほとんど無い。
特に「羊肉串・ヤンロウチュアン」に使われる独特の香辛料をワタクシ「マジックスパイス」と呼んでおりますが、これは本当に羊肉を美味しくしてくれます。羊肉を食べられなかったウチのカミさんでさえ「美味い!」と言って食べたのですからねー。
3番目の写真はその「羊肉串」。こいつがありゃビールがどんっっだけでも飲めるんですわ。

「火鍋」の食べ方は基本的に「しゃぶしゃぶ」と同じ。4番目の写真は羊肉ですが、こういう風に薄くスライスしたのや、生肉をスライスしたのがありますから、それを鍋のスープに入れ煮えたら5番目の写真のタレに付けて食べる。


このタレは「醤・ジャン」と「花生・ホアシャン=ピーナッツ」の磨りつぶしたものを混ぜてあります。好みで「香菜・シャンツァイ」「辣椒・ラージァオ」を入れますが、ワタクシは「香菜」が大好きなので山ほど入れます。
後はキノコだ白菜だほうれん草だ湯葉だ凍み豆腐だ三つ葉だニラだツミレだ餅だ・・・と、じゃんじゃん入れてどんどん食べてがんがん飲む。
あ〜至福の時・・・・。羊肉はまた薬膳の食材でもあります。漢方の古い書物に「当帰羊肉湯」というスープ状の処方が出てきますが、効能は「温煦」つまり体を温めること。冬の寒い夜に「羊肉火鍋」を食べると、本当に体がポカポカしてきます。
今年の飛騨は暖冬だそうですが、来年は判りません。ひょっとしたらで〜れぇ〜さびぃかもしれません。
というわけで、それまでに美味しい「羊肉火鍋」の作り方、研究しておきま〜す。
Posted by ネコ先生 at 00:45│Comments(3)
│鯨飲馬食
この記事へのコメント
す、すご~い。どうしてこんなに充実まんたんぺーじなのれすか?漢方何千年の不老の妙薬のせいなのれすか?ついにあなたは手に入れたのでせうか?もっとも以前からパワフルやった人やったけどなあ。
店に来た建築関係のkumaちゃんなぞ「ひだっちん中でいな、ネコさんのぺーじゃどえりゃーすごいんやといな、個人的な連ればっかでのうてみんな情報きちっとしとるで見とるんやと」そういってたもん。某病院事件のこともいっとたけど・・
店に来た建築関係のkumaちゃんなぞ「ひだっちん中でいな、ネコさんのぺーじゃどえりゃーすごいんやといな、個人的な連ればっかでのうてみんな情報きちっとしとるで見とるんやと」そういってたもん。某病院事件のこともいっとたけど・・
Posted by もくばのじさま at 2007年02月22日 11:31
>もくばのじさま、どもども。ほんとかなー、みんな見てくれとるんかな〜?。あんまりアクセス数やランキングも上がらんし、文字数が多くて読みづらいのかもしれんなー、と思案中。ケータイじゃ絶対読めんよな、このブログ。
ところで、某病院事件って何?。
こりゃ、帰ったら「浦島太郎」やな。ヒゲも白いし(^^;)。
ところで、某病院事件って何?。
こりゃ、帰ったら「浦島太郎」やな。ヒゲも白いし(^^;)。
Posted by ネコ先生 at 2007年02月22日 12:13
でじたる浦島屋ネコ兵衛さんの方が、ぼんやり在郷のおいらの情報よりよっぽど確かさあね、じゅんちゃんが「ちっとも距離感なんかないでいつでも話せるで」みたいなことを言ってたってまた聞きしたんやで、あれ腰 痛ッ!サイナラ
Posted by もくばのじさま at 2007年02月22日 13:40





